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2019年のIoTトレンド、企業向けは飛躍の年 消費者向けは助走期間(下)

2019/02/01

Hannah Williams Computerworld UK

 ベンダー各社がデスクトップ自動化ツールの拡大を目指す中、設計上のさまざまな制約がますます顕在化すると英Blue Prismは見る。市場の競争が激化していることもその背景にある。

 同社のチーフエバンジェリスト、Pat Geary氏は言う。「優れた価値、長期的持続性、回復力を備えたRPAを大規模に実現するためには、自動化の計画、モデリング、設計に入念さが求められる。手っ取り早くプロセスを構築すると、『グレーIT』などのリスクが次第に高まる。企業に大きなダメージを与えかねない」

 「したがって、2019年は、RPAのベンダー選定が厳格化する年になる。RPA製品の選択にあたって、より戦略的なアプローチを取り入れる企業が増え、本当に企業向けの設計となっているRPA製品なのかどうか、これまで以上の証拠が求められるようになる」と、Geary氏は指摘する。

 「2019年全体を通して、ルールベースの意思決定の自動化から、より高度でインテリジェントな自動化へという変化と共に、さらなる進化が見込まれる。重要なのは、思考や分析の機能が次第に実現されて、業務のスマート化と自律化につながり、デジタルワーカーの意思決定が人間にいっそう近づくという点だ」

今後の注目点は

 全体としては、IoTのエコシステムに携わる人々にとって、2019年は興味深い1年になりそうだ。コネクテッドデバイスの増加から、インテリジェントな自動化の隆盛まで、目が離せない重要な展開が考えられる。

 また、システムやデバイスがいっそう強力になるとともに、セキュリティとプライバシーの重要性もますます高まる。

 IoTは今後も新たな機会をもたらし、次の10年でさまざまな新技術の実現や技術改良を成し遂げるとGartnerは予測している。

 また、Gartnerのリサーチバイスプレジデント、Nick Jones氏は次の点を強調した。「IoTの拡大が続く中、IoTプロジェクトに関連する情報の作成、保存、利用、削除における行動の逸脱を防ぐガバナンスのフレームワークの必要性が、ますます大きな意味を持つ」

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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