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オープンソースの誕生から20年、期待ほど変わらなかった世界(前)

2018/02/06

Matt Asay InfoWorld

 「現在開発されているソフトウエアの大多数は、企業の中で開発されており、再販用ではない。しかも、その大部分は、実際には使われない。ITソフトウエア開発には尋常でないほどの無駄がある。...最終的には、当社の世界中の顧客企業すべてにオープンソースの価値をもたらすためには、顧客企業の皆さんにオープンソースに真に関与してもらい、オープンソース製品を利用するだけではなく、開発コミュニティに参加してもらう必要がある」

 ちなみに、もっと進展が見られたとする報告も一部にはあった。例えば、欧州連合(EU)の欧州委員会(EC)が2009年に発表した「FLOSSMetrics」の調査結果では、販売用かそれ以外かを問わず、すべてのコードのうち35%がオープンソースだったとしている。なかなか気前のよい概算である。

 その後、オープンソースはエンタープライズインフラを席巻し始めた。米Clouderaの共同創業者であるMike Olson氏が2013年の文章で次のように述べたとおりだ。

 「エンタープライズインフラに、後戻りできない驚くべき流れが起きている。データセンターを運営している皆さんは、オープンソースのOS、データベース、ミドルウエア、各種インフラを、まず間違いなく利用しているはずだ。この10年間、プラットフォームレベルの有力なソフトウエアインフラで、クローズドソースのプロプライエタリな形式で登場したものはなかった」

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