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オープンソースの誕生から20年、期待ほど変わらなかった世界(前)

2018/02/06

Matt Asay InfoWorld

 Olson氏が言ったことはもちろん正しい。エンタープライズインフラでは、イノベーションのかなりの部分に関して、オープンソースライセンスがますます優勢になりつつある。コンテナ革命は、まだ完全な浸透には遠いものの、その原動力はDockerとKubernetesで、どちらもオープンソースだ。ビッグデータは、HadoopやKafkaのほかにも、オープンソーステクノロジーが基盤にある。また、新興著しい機械学習やAIも、やはりオープンソースのTensorFlowやMXNetなどが後押ししている。

 つまり、プラットフォームは次第にオープンソース化が進みつつあるのに対し、アプリケーションは断固としてクローズドでプロプライエタリのままだ。我々の未来を担うかなりの部分がオープンソースのコードを基盤にしているという状況と、大部分のコードがプロプライエタリなライセンスで引き続き閉ざされているという状況が同時に成り立つとは、どういうことだろうか。

 優れたコードがオープン化される割合が高まっているとしたら、コードのオープン化はいっそう大々的な動きとなり、そのペースがますます加速するはずではないのだろうか。英ARMのJohn Mark Walker氏からTwitterで筆者に寄せられたコメントでは、「現在起きている主要なイノベーションはどれもオープンソースのプラットフォームを使っている」としつつも、その一方で、「依然として車輪を再発明している人が大勢いる」との指摘があった。

 なぜそのような状況になっているのだろうか。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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