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パスワードとの永遠の別れは果たして来るか(上)

2017/02/06

Taylor Armerding CSO

 パスワードの一掃を目指す運動は10年近く前に始まり、現在も拡大しながら続いている。2017年は、ついに終焉の年となるかもしれない。あるいは、そうなってしかるべきだ。そんな声も聞かれる。しかし、パスワードが今すぐに消え去るかというと、そういうわけではなさそうだ。

 パスワードに代わる認証技術の標準化を推進する業界団体FIDO AllianceのBrett McDowellエグゼクティブディレクターは、パスワードの一掃を誰にも増して熱心に訴えている。パスワードがなくなる日はいずれ来るとMcDowell氏は話す。根拠は、生体認証を主な基盤とする「次世代の認証技術」が登場したことと、そうした技術の仕様策定に向けて「数百社の企業による大規模な連携」が進んでいることだ。

 2012年設立の非営利団体であるFIDO Allianceが目指しているのは、従来のパスワードに代えて、「オープンかつスケーラブルで相互運用が可能な仕組み」によるセキュアな認証技術を確立することだ。

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