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デジタルフォレンジックの歴史と仕事と報酬、そして闇の面(下)

2019/02/22

Josh Fruhlinger CSO

デジタルフォレンジックの働き口と給与

 デジタルフォレンジックの仕事の肩書きは、職位や専門に応じて、「研究員」「技師」「アナリスト」といったものが多い。働き口の大半は公共部門にある。法執行機関、政府や自治体の機関、科学捜査研究所などだ。科学捜査研究所には、公的機関の仕事を請け負っている民間の団体もある。

 だが、サイバー犯罪の公的な研究所には手一杯のところも多く、お役所的な煩雑さのせいで必要以上に動きが遅いことも多々ある。そこで、大企業が自前で研究所を設ける動きも起きており、デジタルフォレンジック専門家が収入を得る新たな道となりつつある。2017年現在で、米American Society of Crime Laboratory Directorsが認定するデジタルフォレンジック研究所を運営している民間企業は、米Target、米Walmart、米American Expressなど6社ある。

 デジタルフォレンジック専門家の給与水準に関して見ると、米PayScaleのデータによれば、フォレンジックコンピューターアナリストは平均年収7万ドルとなっているが、全体としては約4万5000ドル~11万5000ドルと、多少幅がある。

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