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ビッグデータの基礎知識(中)

2018/02/21

Bob Violino InfoWorld

 ビッグデータとは要するに何なのだろうか。単にデータと言った時と、何が違うのだろうか。

前回から続く)

ビッグデータを支えるITインフラ

 ビッグデータの概念を実地で活用したいと考える企業は、ビッグデータを支えるインフラを導入しておく必要がある。データの収集と格納、データへのアクセス、保存中と伝送中のセキュリティ保護を実現するためのインフラだ。

 ビッグデータを支えるインフラの構成要素を大まかに挙げると、ビッグデータ用のストレージシステムとサーバー群、データの管理や統合のためのソフトウエア、ビジネスインテリジェンスやデータアナリティクスのソフトウエア、アプリケーションなどがある。

 既存のデータセンター資産を引き続き活用することに企業が目を向ける中では、こうしたインフラの多くはおそらくオンプレミスで稼働することになる。一方で、ビッグデータで必要なインフラの多くにクラウドコンピューティングサービスを利用する企業も増えつつある。

 データを収集するためには、データの発生源が必要だ。既に存在しているデータ発生源も多い。例えば、Webアプリケーション、ソーシャルメディアチャネル、モバイルアプリ、メールのアーカイブなどだ。だが、IoTが広がる中、企業としては、あらゆるデバイス、車両、製品にセンサーを搭載してデータを収集する取り組みや、ユーザーデータを生成する新しいアプリが必要かもしれない(IoT系のビッグデータ分析には、固有の手法やツールがある)。

 取得するデータを残らず保存しておくためには、十分なデータストレージが必要だ。選択肢としては、従来型のデータウエアハウスのほか、データレイクや、クラウドベースのストレージがある。

 セキュリティ関連では、データ暗号化、ユーザー認証などのアクセス制御、監視システム、ファイアウォール、エンタープライズモビリティ管理(EMM)など、システムとデータを守るための製品が考えられる。

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