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いまさらCを学ぶ意味(後)

2017/03/09

Paul Rubens CIO

 「C言語の中には、おじけづいてしまうような概念もある。したがって、もっと高水準の言語で基礎を固めたうえで、ハイパフォーマンス・プログラミングを実践したい場合に、C言語の海に深く潜っていくのがよい。しかし、そうでない場合には、私なら高水準言語をそのまま使い続ける」

 C言語を身に付けることで、他の言語も習得しやすくなり、プログラマーとしてのレベルが上がるという話については、Phan氏の中には賛否両方の気持ちがある。「C言語を学ばなければ、メモリー管理を習得する方向へは向かわない。したがって、C言語を身に付けることは、システムの『舞台裏』で何が起きているかという理解には確かにつながると思う。C言語はその面ではプラスになる。だが、その先までC言語で突き進んでいくと、混乱に陥りかねない」

 最後に取り上げたいのは、履歴書や職務経歴書にC言語と書いてあると、就職や転職で有利になるのかどうかだ。C言語を必要としない仕事であっても、C言語の知識があることで、採用につながりやすくなるのだろうか。

 「C言語は難しいので、履歴書に記載があることはプラスになると思う。しかし、候補者を評価する基準はやはり、直接的に関係するスキルだと思う。つまり、プラスアルファにはなるだろうが、決定的な要素ではない」とPhan氏は言う。

 GartnerのDriver氏も同様の見解だ。「C言語の習得という厳しい試練では、本気でない者は脱落していく。したがって、C言語の知識があれば、その他大勢よりは少なくとも目立つことができる」

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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