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リファラル採用の大きなマイナス面とは(後)

2018/03/15

Terena Bell CSO

 企業の採用担当者や人事担当者に尋ねてみれば、リファラル採用(既存社員の紹介による採用)は最高の結果につながるとの声が多く上がることだろう。だが、報酬情報に関するクラウドサービスやソリューションを手がける米PayScaleが実施した調査で、企業が気づいていないかもしれない隠れたマイナス面も明らかになった。

前回から続く)

多様性に大きく影響

 「業種、年齢、職級など、関係する可変要素を調整したところ、白人男性に比べて、白人女性は、現在の職に就くにあたって紹介を受けている割合が12%低いという結果になった。これはまだ序の口だ。リファラル採用の結果、非同性愛者の白人男性ばかりに社員が同質化していくのではないかという懸念は、今回の調査結果からすると妥当だ。紹介を受けている割合は、非白人の男性では26%低く、非白人の女性では35%低かった。人は似た者同士で付き合う傾向がある。その点を認識したうえで、多様性も必要だということを理解する必要がある。いかにリファラル採用を望んでいるとしてもだ」

 企業の現役社員に狙いを定めて紹介してもらおうとするのは、現時点ではレアケースではあるが、こうした飛び込みでつかんだ関係から職を得た人も2%いた。間接的なつながり(友人の友人など)を生かして職を得た人は7%だった。

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