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SamsungとHuaweiの折り畳みスマホ、気になる3つの課題(後)

2019/03/22

Michael Simon PCWorld

ユーザーエクスペリエンス

 筆者にとって、折り畳みスマホで最大の懸念は、デザインや耐久性、寿命といった点ではなく、何にも増して実用性だ。発売になったら店頭で早速見てみたい製品だと思う人も多いかもしれないが、本当に「いいとこ取り」のデバイスになっているのかどうか、筆者は疑問に思う。

 折り畳み式ではないGalaxy S10 5Gの画面が6.7インチであるのに対し、Galaxy Foldは、折り畳んだ状態では4.6インチ、開いた状態では7.3インチだ。開いた時でも、S10 5Gと比べて数字の違いは0.6インチしかない。一方Mate Xは、開いた状態で8インチと、Galaxy Foldより多少大きめではあるが、閉じた状態でも6.6インチある。つまり、開いた時と閉じた時とで、数字の違いは2インチもない。わざわざ画面を開かなくても事足りる状況は多い。Huawei自身、ユーザーは1日の大半を閉じた状態で使うものと考えていることを認めている。

 Galaxy Foldには、3つのアプリを同時に使えるマルチタスク機能がある。折り畳みスマホの新機軸として期待が持てるが、小さな画面から大きな画面へステップアップするには、相応の理由が必要だ。現在我々がタブレットを使うのは、単に大きめの画面が必要だからではなく、目的を果たすためのエクスペリエンスが優れているからだ。折り畳みスマホについても同じことが言えるのかどうか、筆者には確信がない。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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