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IT部門の変革、チェンジエージェントが語る(前)

2018/03/19

Clint Boulton CIO

 デジタルトランスフォーメーションが流行する中、変革に力を注ぎ、ビジネスオペレーションの強化や新たな収益源の開拓を成し遂げた最高情報責任者(CIO)は称賛の的になる。だが、一世一代の大転換に乗り出す前に、もっと根本的な部分の変革に着手することを余儀なくされるCIOは多い。すなわち、IT部門の文化を変えるという変革だ。

 こうした変革の対象となるのは、レガシーコードのスパゲティプログラムや、期日も予算も超過したERP刷新プロジェクトといった、技術的実装の破綻ではない。誤ったマネジメント、現状維持に甘んじている社員、組織の体をなしていない深刻な混乱などにより生じている、有害な文化や無気力の文化を変えなくてはならない。

 そこで必要なのはチェンジエージェント(変革の担い手)だ。Marshall Goldsmith氏が著書「What Got You Here Won't Get You There(コーチングの神様が教える「できる人」の法則)」で取り上げたような気質を体現している人である。今回の記事では、こうした変革の経験を持つ数名のCIOに体験談を聞いた。変革に必要な要素の一端をつかんでほしい。

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