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スマートグラスが続々登場、職場利用がもたらす課題は(前)

2018/03/27

Mike Elgan Computerworld

 今年はスマートグラスをかけて出社する社員がポツリポツリと現れ始めて、近い将来には大きなうねりとなりそうだ。職場でのスマートグラス利用が一般的になるにつれて、IT部門、さらには企業全般にのしかかる課題は、きっと大きくなっていく。

Credit: VSP

 スマートグラスの未来は、今まさにはっきり見え始めたところだ。しかし、その潮流がもたらす予想外の変化は、まだ視界に入ってこない。

 スマートグラスがやって来ること、いずれはメインストリームに躍り出ること、そして、来たるべき変化への準備が整っている企業がほとんどないことは間違いないと筆者は考えている。そのあたりを見ていくことにしよう。

Appleのスマートグラス

 スマートグラスがメインストリームとなるためには、一見ごく普通のメガネと同じような印象でなくてはならない。米Appleは、メインストリームに躍り出ることを念頭に置いたスマートグラスの開発に取り組んでいる。

 Appleはスマートグラスに関わる特許を数多く取得している。その中でも、最新の出願特許は、スマートグラスに直接関係している。レンズの中にレンズを設けるような発想で、現実世界を見るためのレンズと、仮想世界を見るためのレンズを使う。反射屈折光学系と呼ばれるこの手法を取り入れるとしたら、Appleのスマートグラスは、ごく小さな投影器から、巨大な仮想コンテンツを映し出せることになる。

 特許では、このスマートグラスで外向きと内向きの両方のカメラを使用する手法を定めている。これらのカメラは、仮想的な物体を現実世界に配置や固定するマッピングと、視線追跡との両方に利用できることが考えられる。

 Appleの製品は常にデザイナーの思考をかき立てる。デザイナーのTaeyeon Kim氏は2018年2月、Apple Glassesの想定コンセプトを描いた印象的なイメージを公開した(過度にファッショナブルではあるが)。

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