TOPSoftware > コードの実行・結果・説明をまとめて共有できる、Jupyter...

Software

コードの実行・結果・説明をまとめて共有できる、Jupyter Notebook(中)

2019/04/03

Serdar Yegulalp InfoWorld

 画面上でコードを見ながら、同じUIの中でそのコードを直接実行でき、変更を加えた時の結果の違いも直ちに確認できたら便利ではないだろうか。それを実現してくれるツールが「Jupyter Notebook」だ。

前回から続く)

Jupyter Notebookの構成要素

Credit: IDG

 Jupyter Notebooksのノートブックには、以下のようなさまざまな構成要素を取り入れて、それぞれ個別のブロックにまとめることができる。

  • テキストとHTML:プレーンテキストか、マークダウン記法によるHTML生成用テキストを、ドキュメントのあらゆる場所に挿入できる。CSSによるスタイル適用も可能で、インラインで指定するか、ノートブック生成用のテンプレートに追加する。
  • コードとその出力:ノートブックの中で記述するコードの言語は、一般にはPythonが多いが、RやJuliaなど、他の言語に対応させることもできる。記述したコードの実行結果は、そのすぐ下に表示される。さまざまなブロックに記述したコードを、順不同で何度でも実行し直すことができる。
  • 視覚化:コードからグラフなどの画像を生成することもできる。その際には、Matplotlib、Plotly、Bokehなどのモジュールを使う。通常の出力と同様、コードのすぐ下に結果が表示されるが、必要であれば外部ファイルに出力するように設定することもできる。
  • マルチメディア:Jupyter NotebookはWeb技術を基盤としていることから、Webページがサポートしているあらゆる種類のマルチメディアをノートブックの中に取り入れられる。HTML要素として組み込む方法のほか、IPython.displayモジュールを使ってコードで生成することも可能だ。
  • データ:別ファイルにデータをまとめておいて、ノートブックのファイル(.ipynbファイル)と組み合わせて使うことができる。また、データをインポートするコードもノートブックの中に記述できる。例えば、インターネット上のリポジトリからデータをダウンロードするコードや、データベースに接続するコードを使える。
翻訳:内山卓則=ニューズフロント

↑ページ先頭へ