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未来を見据えたIT予算の策定、6つのヒント(中)

2018/04/04

Mary K. Pratt CIO

 この記事では、IT予算の策定に関する6つのヒントを紹介する。広く取り入れられてはいないものの、CIOにとってよい結果につながることが考えられると各氏は言う。

前回から続く)

資本的支出と運用コストの会計規則を生かす

 企業が自らデータセンターを運用し、ハードウエアに多額の予算を投じていた時代には、資本的支出と定例的な運用コストとを分離するのはCIOにとって簡単だった。だが、IT部門のミッションが、インフラを維持することから、戦略的な活動を支えるテクノロジーを実現することへと移る中で、こうした線引きはあいまいになってきたとWolff氏は言う。

 こうしたことから、IT支出のうちで、資本的支出に分類できる分はまだあるとWolff氏は言う。その利点は、支出の扱いを繰り延べられることだ。会社のステークホルダーにとっては魅力的な策であることが多い。

 クリティカルアプリケーションの開発、あるいは既存のソフトウエアのアップグレードや強化に投じた費用を資産計上する企業を、Wolff氏は目にしてきた。

 「大半のCIOが知らない方法だった」とWolff氏は言う。また同氏は、CIOがとった策が会計規則に違反しないよう、最高財務責任者(CFO)と協力する必要があると話す。

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