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気候変動が保険会社にもたらすリスク、IoTで緩和するには(上)

2017/05/08

Thor Olavsrud CIO

 温帯の多くの地域では、極端な熱波や干ばつによって、農業や林業が困窮したり、発電に利用できる冷却水が限られたり、山火事のリスクが増したりという影響が生じる。温帯の一部や熱帯多雨地域では、豪雨の可能性が高まり、鉄砲水や洪水の頻度が増す。特に、あるRCPでは、20世紀の基準で言う100年に一度の洪水に見舞われる人々の数が14倍増えるという予測が出ている。猛烈な雷雨や熱帯低気圧は、頻度も激しさも増すものと考えられる。海面上昇では、臨海部の都市やそのインフラに影響が及ぶことが予想される。

 つまり、特に財物や災害に関する分野を扱う保険会社としては、リスクが増しつつある一方で、そうしたリスクを正確に予測するのは難しくなりつつある。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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