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Windowsアップデートでユーザーの要望を受け入れたMicrosoft、その背景は(前)

2019/05/28

Preston Gralla Computerworld

 自社の製品を購入して使ってくれる人と衝突しても勝ち目はない。多くの企業はその点を理解している。そして米Microsoftも、Windows Updateのポリシーに関して、そのことを遅ればせながら理解したようだ。だが、Microsoftの社風の変化に注目してきた人なら、同社が顧客の声を受け入れたのも驚きではないはずだ。

Credit: Thinkstock

 ユーザーとMicrosoftの見解がずっと対立していたのは、Windows 10に適用するアップデートに関してだ。具体的には、Windowsに新機能を追加する年2回の大型アップデート(機能更新プログラム)を実行するタイミングである。これまでは、アップデートを適用しないという選択肢が事実上存在せず、好むと好まざるとにかかわらず、パソコンがすべてのアップデートを勝手にインストールしていた。

 Windowsユーザーがこれに不満を覚えていたのは当然だ。これまでの機能更新プログラムは、荒削りな段階でリリースされることがあまりに多く、パソコンやファイルに損害が及んだ事例すらあった。例えば、前回の大型アップデート「October 2018 Update」では、ユーザーのファイルが知らない間に消失し、復旧もできないという問題が生じた。また、その前の「April 2018 Update」では、パソコンがクラッシュして悪名高きブルースクリーンが発生したという苦情の声が上がった。

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