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次世代Googleアシスタント、利便性とプライバシーの両立でSiriに攻勢(前)

2019/06/04

Michael Simon Macworld

 これだけの操作がわずか40秒だ。しかも、印象的なのは速さだけではない。最初に1回呼び出した後はずっと音声の指示に反応を続けていたし、要求の前後関係もきちんと理解していた。例えば、Lyftでの行き先は「my hotel(私が泊まっているホテル)」だと言った時に、どのホテルなのかを分かっていた。また、Twitterアプリで開いたのはJohn Legend氏のプロフィールページだったし、自撮りでは前面カメラを有効にした後で撮影のカウントダウンまで始めた。

 筆者は、米Appleの「Siri」で同じことを試してみたが、Googleの実演とはほど遠い結果に終わった。作業を1つ終えた後でそのまま指令を聞き続けてはくれず、毎回ボタンを押す必要があった(公平を期して言えば、Googleアシスタントも現行のスマホ版は同様だ)。ライトを消す場面で、「it(それ)」をオフにしてと言った時に、「それ」が何なのかはSiriも理解してくれた。だが、Lyftの配車には対応できなかった。John Legend氏に関しては、最近のツイートを表示しただけだった。自撮りでは、前面カメラが有効になった後で、シャッターを自分で押す必要があった。全体では、Googleの実演より少ない数のタスクをこなすのに、50秒以上かかった。

 Googleアシスタントは、はるかに先を行っている。果たしてAppleが今後追いつけるのか、筆者には確信が持てない。次世代版のGoogleアシスタントは、Pixelスマートフォンでこの秋に導入される予定だ。率直に言って、Siriは現行世代のGoogleアシスタントにもかなわない。Appleはここからどちらへ向かうのだろうか。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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