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人事業務の効率化を支援する、人事情報システムとは(下)

2019/06/14

Sharon Florentine CIO

製品選びの決め手

 人事情報システムの選択肢がこれだけ多い中、自社に合った製品を選ぶのは大変そうにも思える。ポイントは、自社のニーズは何かという点と、人事の職務の効率と成果を高めるうえで最もプラスになる機能は何かという点だ。

 製品の開発元の売り文句をうのみにしてはいけない。自分と同じような立場の人や、既存のユーザー企業、オンラインフォーラム、LinkedIn、ソフトウエアレビューサイトなどの評価の声や、米国人材マネジメント協会(SHRM)などの組織から得られる情報を参考にして、各製品の全体像をつかみ、長所と短所を探るとよい。

 自社の成長に対応できる製品かどうかも重要だ。今は会社の規模が小さくても、将来は何倍、何十倍と大きくなるかもしれない。事業の拡大に合わせて人事情報システムも拡大できる必要がある。

 連携や互換性についても考えておく必要がある。製品によっては、例えば給与関連の機能を実現するために、既存のシステムとの連携が不可欠な場合がある。現在使っているレガシーシステムとシームレスに連携できるかどうかや、今後のアドオンやアップグレードで問題が生じないかどうかを確認しておくこと。

 社員向けのトレーニングや継続的サポートの有無も確認しよう。また、トレーニングやフォローアップは売買契約書に書き加えておくこと。さらに、サポートとサービスで定評のあるベンダーかどうかも確認する必要がある。サービスやサポートを提供しているとベンダー自身が表明していても、レビューの評価が低い場合や、自社のニーズに合わない場合には、自力で解決するしかなくなる可能性もある。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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