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GoogleとHuaweiの取引停止、スマホの未来が根底から変わるか(前)

2019/06/11

Michael Simon PCWorld

 今年5月、中国Huawei Technologiesは激震に見舞われた。米Googleが取引を停止する動きに出たからだ。Googleからのライセンスがなくなると、次期モデル「Mate 30」をはじめとするHuaweiのスマートフォンでは、Google Play Storeや、Googleの人気のアプリとサービスが使えなくなる。

Credit: Adam Patrick Murray/IDG

 この驚きの話がReutersの報道で持ち上がる数日前、Donald Trump米大統領は、国家安全保障上のリスクをもたらす企業が製造した通信機器を米国企業が使うことを禁じる大統領令に署名した。この大統領令自体は、Huaweiを名指しで排除しているわけではないが、時を同じくして米商務省は、Huaweiをエンティティリスト(輸出規制の対象となる企業のリスト)に加え、米国企業の部品などをHuaweiが米政府の許可なく調達することを実質的に禁じた。この2つの措置により、米国企業がHuaweiとビジネスを行うことは極めて難しくなった。

 これを受けて、Googleはすぐに決断を下した。Googleは、Huawei製スマホのユーザーに対し、90日間はアップデートを提供することを明らかにした。また、規制に従っているとの声明を出し、影響を精査していると説明した。しかし、この動きがもたらす作用は、これ以上ないほど大きい。騒ぎが静まる頃には、Huaweiだけでなく、GoogleやAndroid、そしてスマートフォン界全体が、元には戻れない変化を遂げているかもしれない。

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