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GoogleとHuaweiの取引停止、スマホの未来が根底から変わるか(前)

2019/06/11

Michael Simon PCWorld

どちらに進むもいばらの道

 GoogleがHuawei向けのAndroidライセンスを停止すると、Huawei製スマホの現行機種と今後の機種に多大な影響が及ぶのは明らかだ。OSの中核部分はAndroid Open Source Projectの管理下にあり、誰でも無料で使えることから、両社間の契約は影響しないが、欧州向けに出荷する端末にGoogle Play Storeや一連のGoogleアプリ(Gmail、マップ、YouTubeなど)を搭載する場合、Googleにライセンス料を支払う必要がある。

 欧州で製品を販売しているほぼすべてのスマホメーカーにとって、このライセンスがなくなるのは大問題だ。Huaweiの今後の選択肢は、基本的には次の3つである。

  • 既存の「EMUI」の枠組みを維持しつつ、Googleとのつながりを一切なくし、独自のアプリやストアを導入する。
  • Aptoideのようなサードパーティーのアプリストアと提携する。
  • Androidベースではない、まったく新しいOSを開発する。

 いずれも簡単な道ではない。韓国Samsung Electronicsに次ぐ世界第2位のスマホメーカーとして、Huaweiは数多くの機種を手がけている。これだけ大規模な変更を加えるとなると、設計、エンジニアリング、マーケティング、価格など、あらゆるステップを抜本的に考え直す必要が出てくるはずだ。

 だが逆に、いずれかの選択肢がうまくいったとしたら、Huaweiの規模からして、iOSやAndroidと肩を並べる真のライバルが初めて誕生という結果になることも考えられる。Googleの支配に大きなくさびが打ち込まれるかもしれない。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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