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クラウドのリスク緩和に役立つ7つのヒント(中)

2018/06/13

Bruce Harpham CIO

メディアが取り上げる失敗例から学ぶ

 忙しい中でも、クラウド関連の障害や失敗例のニュースをきちんと押さえておくことは、自社のクラウドのリスク緩和に役立つ。現在の企業は、さまざまなクラウドを取り入れており、使い方も進化を続けている。したがって、問題が生じて注目を集めたインシデントには、学ぶべきところが必ずある。

 米JetStream Softwareの共同創業者で社長のRich Petersen氏は次のように話す。「当社が関心を抱くのはデータの損失だ。そこで、我々が重要な教訓を得たのは、例えば米Cisco Systemsのクラウド管理ソリューションMerakiで2017年8月に起きたデータ損失のようなインシデントだ。オンプレミスのシステムでクラウドサービスへのデータバックアップが想定どおり行われなければどうなるかということだ」

 Ciscoは、クラウドの設定変更のミスがデータと生産性の損失につながったことを認めた。英The Registerは当時の記事で次のように評している。「このインシデントはCiscoにとって大失態だ。Merakiの売りは、基盤にあるクラウドサービスによって、ネットワークや音声通話システムの運用管理に付きものの面倒な作業の多くを省けるという点だったからだ。Merakiのチームがこれほど大きなミスを犯したことに加え、こうした不測の事態に対処するためのデータ保護ツールがないらしいことは、同社の評判にとって極めて大きな汚点だ」

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