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飛躍的に進化する自然言語処理について知る(上)

2019/06/17

Martin Heller InfoWorld

 自然言語処理は、現在、ディープラーニング(深層学習)の応用として非常に成功している分野の1つだ。ただし数々の失敗例も報告されている。自然言語処理の目標は、大まかに言えば、コンピュータが人間の言葉を理解し、それに基づいて行動できるようにすること。詳しく説明していこう。

 筆者の友人が面白い体験をFacebookに投稿した。

Credit: Bet Noire / Getty Images

友人:「Alexa、朝5時半にモーニングヨガのクラスがあるのをリマインドして」

Alexa:「買い物リストにテキーラを追加しました」

 デバイスに向かって話しかけると、時々はこちらの言ったことを正確に聞き取ってくれる。ネットで遭遇した外国語のフレーズを無料翻訳ツールにかけると、時々は正確な英語に翻訳してくれる。自然言語処理は飛躍的に向上している。それでも、改善の余地は大いにある。

 友人はテキーラを買うつもりなどなかったが、友人本人が思っているより、テキーラを買い物リストに加えるのは適切だったかもしれない。

自然言語処理とは何か

 自然言語処理は、現在、ディープラーニング(深層学習)の応用として非常に成功している分野の1つだ。ただし数々の失敗例も報告されている。自然言語処理の目標は、大まかに言えば、コンピュータが人間の言葉を理解し、それに基づいて行動できるようにすること。もう少し詳しく説明していこう。

 歴史的に見ると、自然言語処理はルールベースのシステムを採用し、当初は手作業で文法や接辞処理といったルールを定義していた。ルールの記述に膨大な労力がかかることを別にしても、あまりうまくいく手法ではなかった。

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