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増やせICT女子、ニュージーランド企業の事例(上)

2018/06/18

Divina Paredes CIO New Zealand

 Angie Judge氏は10代の頃、ニュージーランドの若い女性起業家の話を聞いた。いかにしてテクノロジー企業を立ち上げ、軌道に乗せたかという話だった。

 「私にもできるかもしれない」。Judge氏はその後、同国でソフトウエア企業Dexibitを設立し、最高経営責任者(CEO)になった。美術館や博物館向けのアナリティクスソフトウエアを世界に提供している同社は、2018 New Zealand Hi-Tech Awardsで2つの賞を獲得した。

 Judge氏は、この経験を踏まえて、ニュージーランドで毎年開催されているプログラム「ShadowTech Day」に2年前から携わっている。中等学校の女子生徒たちがテクノロジー業界のメンターたちと1日を過ごし、仕事を体験するイベントだ。

 Judge氏は、そのイベントの締めくくりとして、参加した女子生徒全員の前で話をする。

 同氏が常に力説するのは、Dexibitの成功にとってダイバーシティは欠かせない要素であるという点だ。「我々のチームは半数以上が女性だ。データエンジニア、開発者、データサイエンティストといった仕事をしている。いつの日か、業界全体がそうなることを私は夢見ている」

 「我々のキャリアについて話を聞けるだけでなく、実際に現場で1日を体験できるのは、この世代にとって実に素晴らしいことだ。そして、テクノロジーの道に進むことを考える若い女性がShadowTech Dayで大勢増えることは、ニュージーランドにとってもこの上ないことだ」

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