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Facebookの物理セキュリティ、責任者に聞く(前)

2018/06/19

Terena Bell CSO

 オープンな環境の中身を見てみると、まずはそれぞれの拠点に「セキュアな空間」がある。検問所の先にある共有エリアだとLovrien氏は表現する。もちろんデータセンターもここに含まれる。

 「5年以上前に私が着手した時点では、データセンターは1カ所で、建物は1つだった。現在では、データセンターは約20カ所で、それぞれに建物が20くらいずつある」。データセンターは、写真、Facebook Liveのフィード、その他の動画といった類いのファイルを保持している。Facebookはリテール面のサポートにはAmazon Web Services(AWS)を利用しているが、データセンターは、Lovrien氏が言うには、自前のサーバーファームだ。「ずらりと並んだサーバーに、皆の写真や動画をすべて保存している」

バディシステムで来訪者をチェック

 来訪者が忍び込んで盗みを働くことがないよう、Facebookはバディシステムを取り入れている。オフィスに面会にやって来た来訪者に対し、社員が常に行動を共にする。同伴者なしで歩き回っている人を見かけた社員は、会社のセーフティーボット宛てにメッセージで通知する。このボットは200万以上の対話を一度に処理できる。それぞれの拠点の受付には、同社のグローバルセキュリティサービス部門が人員を配置し、来訪者を承認している。

 そのうえで、監視チームがカメラなどを使ったID管理技術により来訪者の動きを追跡するとのことだ。また、カメラシステムが常に正常に作動するよう、Facebookのグローバルセキュリティシステム&テクノロジーグループが、「システムの動作状況を常に把握し、事前対応を徹底している。カメラが故障する前に取り換えたり、資産管理で対応する」という。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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