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機械学習ライブラリー、TensorFlowとは(前)

2018/06/26

Serdar Yegulalp InfoWorld

 機械学習は複雑な分野だが、モデル構築の作業は以前に比べればずいぶん楽になった。米Googleの「TensorFlow」をはじめとする機械学習フレームワークのおかげだ。こうしたフレームワークを使えば、データの取得、モデルのトレーニング、予測の実行、結果の改良というプロセスの苦労が減る。

 TensorFlowは、Google Brainチームが開発したオープンソースのライブラリで、大規模な機械学習や数値計算に使える。機械学習や深層学習、ニューラルネットワークのさまざまなモデルやアルゴリズムが、共通の抽象化のもとで使いやすくまとまっている。Tensorflowのアプリケーションの開発には、Python用のフロントエンドAPIが提供されている。開発したアプリケーションの実行には、高速なC++が使われる。

 TensorFlowでトレーニングと稼働を行う多層ニューラルネットワークは、例えば手書きの数字の認識、画像認識、単語埋め込み、リカレントニューラルネットワーク、機械翻訳のシーケンス変換モデル、自然言語処理、偏微分方程式ベースのシミュレーションなどの処理に使える。トレーニングしたモデルを使って、実環境での大規模な予測を支えられるのは何よりだ。

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