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Symantecが目指すのはサイバーセキュリティ界のAmazon(前)

2017/07/04

Clint Boulton CIO

 米SymantecのSheila Jordan最高情報責任者(CIO)をはじめ、同社の幹部が抱いているビジョンがある。Symantecをサイバーセキュリティ界のAmazon.comに変えるというものだ。企業のCIOであれコンシューマーであれ、自らのデータ資産を守るためのデジタルツールを1カ所で手に入れられるワンストップショップを目指す。

 Jordan氏が現在IT部門のリソースを投入しているのは、SaaSアプリケーション用のソフトウエア・サブスクリプション・プラットフォームを構築する作業だ。企業のCIOやCISO(最高情報セキュリティ責任者)の購買の傾向が変化しつつあることを踏まえて、その変化に沿ったソリューションの提供を目指す広範な戦略の一環である。

 「Amazonのような使用感にして、数クリックの操作でクラウドセキュリティのサブスクリプションサービスを申し込めるようにしたい」とJordan氏は話す。

 この発想は、決して奇想天外なものではない。企業のCIOがサードパーティ製のサイバーセキュリティツールをオンプレミスで導入する動きは何十年も続いてきたが、時代の流れは徐々にSaaSへと傾いている。米調査会社Forrester Researchが2017年6月に発表したデータによると、クラウドセキュリティソリューションへの支出額は、2021年には世界全体で34億ドルを超え、今後5年間の年平均成長率は28%に達する見通しだ。

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