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クラウド導入の成功に欠かせないクラウドアーキテクトとは(前)

2018/07/18

Sarah K. White CIO

 クラウドアーキテクトとは、企業のクラウドコンピューティングのアーキテクチャ全体を統括する役割だ。クラウド技術がますます複雑化する中で、特に重要な役割を担っている。管轄するアーキテクチャは、フロントエンドのプラットフォーム、サーバー、ストレージ、デリバリ、ネットワークなど、クラウドコンピューティングに関連するもろもろだ。

クラウドアーキテクトの役割

 米RightScaleが2018年2月に発表した調査結果によると、大企業の81%はマルチクラウド戦略を取り入れている。また、パブリッククラウドを今年の最優先事項と捉えている企業は38%で、前年の29%から増加した。自らをクラウドアーキテクトと回答したアーキテクトは61%で、前年の56%より増えた。

 米Gartnerのアナリスト、Kyle Hilgendorf氏は、2016年のレポート「Analyzing the Role and Skills of the Cloud Architect」で次のように説明している。「クラウドコンピューティングの導入は多面的だ。期間が定まっているプロジェクトとしてではなく、多年度にわたるプログラムとして進めなくてはならない。したがって、クラウド導入の複雑さに対処するためには、アーキテクチャ全体の責任を負うリーダーが少なくとも1人は必要だ。この人が組織を先導し、クラウドコンピューティングにふさわしい変革を進めていく。これが、多くのIT部門で必須と認識されつつある役割、すなわちクラウドアーキテクトの仕事だ」

 クラウド導入に伴う複雑さに対処するために、クラウドアーキテクトがまだいない企業は1人配置した方がよいかもしれない。会社全体のクラウド導入のかじ取り役となり、リスク回避とスムーズな移行を実現する。

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