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6つのERPトレンド、AIやブロックチェーンなど(上)

2018/07/23

Bruce Harpham CIO

買掛金処理に照準

 手作業で調達先や取引先への支払い処理をするのは、非常に大きな負担だ。しかも最近は不正行為も増えているだけに、買掛金処理をERPで一元化したいという要望は増えている。加えて、ERPに人工知能(AI)が取り入れられつつあることも一役買っている。

 米IDCでエンタープライズアプリケーションとデジタルコマースに関する調査を担当するプログラムバイスプレジデントのMickey North Rizza氏は次のように語る。「企業の支払いに関する意思決定で、AIや機械学習がますます活用されつつある。例えば、請求書に対する早期支払いにディスカウントを適用するタイミングの判断といった部分で、AIがERPに関係している」

 また、ドイツSerralaで北南米地域の戦略とオペレーションを担当するシニアバイスプレジデントのBrian Shannon氏は次のように言う。「当社は決済の世界にも照準を合わせている。適切な金額の支払いと受け取りを誤りなく行えるよう、一元的な方法で決済にアプローチしたいと企業は考えている。入金やその消し込みプロセスに意識を向ける最高財務責任者(CFO)は多いが、企業のキャッシュに関してCFOの統制の度合いが最も大きいのは出金だ。2017年に支払いの詐欺未遂を経験した企業が75%に上ったことを考えると、支払いを統制できるかどうかはCFOにとってますます重要な関心事だ」

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