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サーバー仮想化の未来は(後)

2018/08/02

Neal Weinberg Network World

 サーバー仮想化は、発想としてはシンプルながら、企業のデータセンターに極めて大きなインパクトを与えたテクノロジーの1つだ。

前回から続く)

仮想マシンかコンテナか

 コンテナとは、ホストOSのカーネルを共有する形で動作する、互いに独立したコード実行環境だ。コンテナ化の潮流で大きな役割を果たした存在は2つある。コンテナ実行環境として広く使われている「Docker」と、コンテナクラスタの運用管理ツールとして米Googleが開発した「Kubernetes」だ。

 ゲストOSの冗長さや起動のオーバーヘッドを回避できることから、コンテナの方がVMよりもシンプルで軽量だ。同じハードウエア上で稼働できるコンテナとVMの数を比べると、コンテナの方が6~8倍に及ぶ。

 コンテナにも弱点はある。比較的新しい手法であることから、古くからの製品で使えるような管理ツールが豊富にはそろっておらず、セットアップやメンテナンスに多くの作業が必要となる。また、セキュリティの懸念もある。

 VMでは、ゲストイメージを使ってホスト間でワークロードを簡単に移動できるが、ベアメタルマシンはアップグレードや移動が難しい。ベアメタルサーバーでは、マシン状態のロールバックは苦労を伴う。

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