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ビジネスインテリジェンスが今後のデータ戦略で果たす役割は(下)
2017/10/06
今回の記事では、現在のアナリティクスでBIがどのカテゴリーに位置しているかに加え、ツールの変化、戦術の変化、社員のニーズの変化に伴ってBAがどのように進化しているかを見ていこう。
(前回から続く)
BIとアナリティクスの境界があいまいに

アドバンストアナリティクスにおいても、例えばモデリングなどに関して、データプロフェッショナルが果たす役割は依然として非常に大きいが、関与の度合いはビジネスケースによって異なるとMyers氏は言う。例えば、クレジットカード詐欺の検出に使われるアドバンストアナリティクスの場合はスピードが求められるため、データサイエンティストがシステムへのクエリを行うのではなく、教師なしのモデルがよりどころとなる。
またMyers氏によると、企業は一般に出来合いのBI製品や商用のアドバンストアナリティクス製品を導入するが、機械学習やAIの機能で必要なものは自前のデータプロフェッショナルに開発させることが多い。市場にパッケージ製品がまだないとの理由からだ。