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ソーシャルメディアと荒らし行為、終焉への道(中)

2018/10/03

Mike Elgan Computerworld

荒らしの問題

 あえて挑発的な発言をネットに投稿し、他人に感情的な反応を起こさせ、コミュニケーションを妨害することを狙っているのが荒らしだ。

 企業の顧客同士、あるいは顧客と企業の間で、そのブランドについて中身のあるコミュニケーションが行われていると、必ずどこかの時点で荒らしが邪魔に入り、話の腰を折って、皆を嫌な気分にさせる。そして、そのブランドに不快なイメージが結び付く。

 野放しにすれば、サイト上で荒らしが横行し、顧客は嫌気がさして交流の場を去っていく。いつしか、投稿の大部分が、誰の役にも立たない悪質な荒らしになる。

 荒らしは、年月を経る中で、単なる迷惑な存在から、人々とのつながりを実現したいと考える企業に極めて大きな代償を強いかねない現象へと進化した。

 荒らしがなくならないのは、たとえアクセス禁止を食らったユーザーも、匿名性を盾にして別のアカウントを作り直せば、荒らし行為を続けられるからだ。また、荒らし行為のキャンペーンや、国家主導の偽情報キャンペーンの一環として、荒らし用の偽アカウントが大量に作成される場合もある。たちの悪い企業が、ライバル企業とその評判に泥を塗るために荒らしを行うこともあり得る。

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