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ソーシャルメディアと荒らし行為、終焉への道(下)

2018/10/05

Mike Elgan Computerworld

 Authenteq共同創業者で最高経営責任者(CEO)のKari Thor Runarsson氏は、Trollteqでは匿名性を確保できると主張する。ユーザーが本人に間違いないことは確認するが、サインアップやログインに使う名前は自由だ。公にする名前が偽名であっても、荒らしでアクセス禁止になった人が、新たな偽名でアカウントを作り直すことはできない。つまり、実名の使用を強制するのではなく、本人であることを一意に特定できるIDを確立するという発想だ。

 Authenteqには、既に「Authenteq ID」というプロダクトがある。Trollteqも同じようなプロダクトだが、荒らし対策という用途に合わせたセットアップや管理の機能を備えている。例えば、Web管理者がユーザーを直接禁止する手段などだ。

 Authenteq IDもTrollteqも処理は自動だ。本人確認に人間の担当者は関与せず、したがって待ち時間もない。

 Instagramなど、一部のソーシャルネットワークでは、本人確認済みの認証マークの発行を希望するユーザーに、身分証の写真のアップロードを義務づけている。この方法は極めて容易に偽装できる。それに、大多数のユーザーには無関係だ。ほとんどの人は、本人確認の対象に当てはまらない。

 Runarsson氏は言う。「当社のシステムなら、1分当たり何千や何万という数の登録に対応できる」。したがって、ソーシャルネットワーキングの規模にも適用できそうだ。

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