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CMMIの成熟度レベル、それぞれの内容は(後)

2018/10/04

Sarah K. White CIO

 能力成熟度モデル統合(CMMI:Capability Maturity Model Integration)は、企業や組織の開発プロセスの成熟度を評価するためのモデルだ。もともとは、政府機関の請負業者の開発プロセスを客観的に評価することなどを狙いとして、米国防総省の関与のもとで策定された。

前回から続く)

レベル4:定量的に管理された(的確)

 レベル4では、プロセスがビジネスオペレーションにどのような効果をもたらすかを示す定義済みの指標を使って、プロセスを測定できる段階に達している。

 プロセスは、複数の条件下でテスト、改善、適合が繰り返し行われている。重要なステークホルダーとプロセスユーザーの全員が、確立されたプロセスに対応でき、さまざまな環境での展開を問題なくこなすことができる。この段階では、プロセスは組織内の他のプロジェクトにも簡単に適合し、今後のプロセス開発のテンプレートとして成立する。

レベル5:最適化している(効率的)

 レベル5は、プロセスを継続的に把握し、必要に応じて改善を加えている段階だ。プロセスは柔軟性を常に維持し、新たなテクノロジーやイノベーションを組織に取り入れられるようにしておく必要がある。開発プロセスは固定的であるべきものではない。そして、最上位の成熟度であるレベル5を達成することは終着点ではない。組織はその後も、プロセスのパフォーマンスに絶えず注目し、この評定レベルを維持する必要がある。

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