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CMMIの成熟度レベル、それぞれの内容は(後)

2018/10/04

Sarah K. White CIO

プロセスのアプレイザル

 プロセスのアプレイザル(評定)は、CMMIの認定資格を持つリードアプレイザーと呼ばれる人が担当する。アプレイザーは、個人またはチームで評定を行い、その組織の強みと弱みを判定する。アプレイザル手法であるSCAMPI(Standard CMMI Appraisal Method for Process Improvement)はクラスA~Cの3つに分類される。

 クラスAのアプレイザルは、変化やプロセス改善を取り入れた組織が、CMMIの枠組みに基づくレベルの判定を必要とする時に行う。成熟度や達成度のレベル判定のほか、組織のプロセスの強みと弱み、プロセスの主な課題についての見解、改善を把握する方法について知ることができる。

 クラスBのアプレイザルは、目標の成熟度レベルにどの程度近づいているのかを評価したい時に行う。クラスAほど厳密な評定ではない。プロセスの強みと弱み、プロセスがCMMIの要件を満たす可能性、プロセスの主な課題についての批評、改善や今後の評定の把握と支援の方法について、理解を深めることができる。

 クラスCのアプレイザルは、クラスAやBよりも短期間で柔軟に行える手法だ。クラスBは、クラスAのアプレイザルへの準備が整っているかどうかを素早く評価するという重要なニーズに照準を合わせている。また、構築中のプロセスの評価や、プロセスの実装の把握にも使う。クラスCでは、CMMIの指針に沿ってプロセスを改善する方法への理解を深められるほか、プロセスの妥当性の概要、改善のための推奨事項、今後の評定や改善の把握に役立つデータ群が得られる。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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