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経営幹部に必要なコミュニケーションスキルを高める6つのヒント(前)

2017/10/11

Sarah K. White CIO

1:専門用語を使うのをやめる

 幹部クラスになると、IT分野以外の人とコミュニケーションを取る機会が増える。それに合わせて言葉づかいを変える必要性が生じる。

 「私の場合、サイバーセキュリティの専門用語を一切やめなければならなかった。財務、マーケティング、セールス、オペレーションなど、どの分野にも、畑違いの人には通じないであろう専門用語がある。私の場合は、もっと中立的な言葉を使うことでうまくいった。例えば、『ゼロデイ・エクスプロイト』ではなく『リスク』と表現する」(米Cyber Risk Opportunitiesの創業者でCEOのKip Boyle氏)

 経営幹部への道を進んでいく中で、他の部門が頼りにしている専門用語や言い回しに対する認識を深めた方がよい。他の幹部たちが使う言葉を理解し、自分も使うことができれば、コミュニケーションが円滑になり、互いの結びつきが強固になる。

2:他の幹部たちの価値観を理解する

 経営幹部レベルのコミュニケーションスキルが重要なのは、世間一般の人々や社員とやりとりする時だけではない。社内で他の幹部と仕事を進めるうえでも重要だ。他の幹部が何に価値を置いているかを理解すると、物事について説明したり、新しいアイデアを提示したりする際に、最善の方法が分かる。

 「私の場合、最高執行責任者(COO)は業務の信頼性に重きを置き、最高経営責任者(CEO)は補償に重きを置いていた。そこで私は、よい知らせにせよ悪い知らせにせよ、常にその2つの観点で状況を説明するようにしていた」(Boyle氏)

 各部門にとって何が重要なのかを理解し、他の幹部とのコミュニケーションではそれを大局的に捉える必要がある。特に他の幹部との連携では、1回ごとのコミュニケーションを通じて、幹部としての自分の立場を確かなものにしていくうえで、コミュニケーションスキルが助けになる。

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