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データレイクとは?データウエアハウスとの違いやデメリットは(下)

2018/10/19

Andy Patrizio InfoWorld

データレイクが向かないケースは

 データレイクは必ずしも万能ではない。企業によっては、データレイクが必要ない場合や、かえってマイナスに働く場合もある。Hiskey氏が指摘するのは、データレイクはリアルタイムでの対応には向かないという点だ。「リアルタイムの最新情報を求めているのなら、データレイクは適していない。データレイクは過去のデータ向けだ。この場合、高速なトランザクション処理システムがやはり必要だ」

 Wilhelmy氏は、データレイクは構造化されていないことから、業種によっては認められないという点を挙げる。「個別のビットやファイルに対する強固なデータガバナンスがなく、データレイクにどのようなガバナンスのプロセスがあるのか誰も理解していない。前提となるのは、強固なデータガバナンスの姿勢だ。データの取り入れから、クリーニング、組織での利用まで、データレイクでのデータプロセスのガバナンスには、組織が中級~上級レベルの成熟度に達している必要がある」

 米Enterprise Applications Consultingの主席アナリスト、Joshua Greenbaum氏は、データレイクは名案でも何でもないとの考えを持っている。「多くの場合、データレイクはIT側の怠慢の表れであり、戦略的思考の産物ではない。『データは1カ所にまとめておいて、考えるのは後回しにしよう』という怠慢だ」

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