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セキュリティスタートアップを採用する際の心得7カ条(中)

2018/10/31

Maria Korolov CSO

 今回の記事では、ITとセキュリティのプロフェッショナルや、サイバーセキュリティ業界の経験が長い人などに話を聞き、セキュリティスタートアップの製品やサービスを利用するうえでのベストプラクティスを7カ条にまとめた。

前回から続く)

2:大手企業かによる買収を覚悟しておく

Credit:Riccardo Annandale

 スタートアップ企業が大手企業に買収されるのは、スタートアップ企業自身とその顧客企業の双方にとって、よい面と悪い面がある。米Vectra NetworksのCEO、Hitesh Sheth氏は、「注目を浴びたものの、結局買収されなかったスタートアップ企業は、いわば音楽が止まった時に椅子がない状況になって、廃業を余儀なくされるかもしれない」と話す。

 スタートアップ企業が買収された場合、その顧客企業からすると、会社が小さかった頃の個人的な人間関係が失われるかもしれない。あるいは、製品やサービスが打ち切りや変更になるかもしれない。米SANS Instituteの新興トレンド担当ディレクター、John Pescatore氏は言う。「自社にとって最高のスタートアップでも、大手ベンダーが買収して製品を台無しにする可能性を覚悟しておく必要がある」

 だが、それまでの数年間は、大きな価値を得ることが期待できる。「いわば、定番のホテルチェーンで予約する部屋と、AirBnBで予約する宿泊場所の違いだ。より入念なデューデリジェンスが欠かせない。そうしないと、悪い意味でサプライズに遭う可能性が高い。だが一方で、デューデリジェンスを適切に実施し、注意を払えば、また利用したいと思える極上の出会いがある」とPescatore氏は述べている。

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