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セキュリティスタートアップを採用する際の心得7カ条(下)

2018/11/02

Maria Korolov CSO

 今回の記事では、ITとセキュリティのプロフェッショナルや、サイバーセキュリティ業界の経験が長い人などに話を聞き、セキュリティスタートアップの製品やサービスを利用するうえでのベストプラクティスを7カ条にまとめた。

前回から続く)

5:製品とサポートの両方を試してから導入を決める

Credit:Anggoro Sakti

 デモを見せてもらう時には、事前に準備された台本から話をそらして、まだ動いていない機能について尋ねるとよい。「先方がすべての発言に必ずバズワードを入れてくる場合は要警戒だ」とPescatore氏は忠告する。

 米セキュリティコンサルティング企業AsTech Consultingの最高セキュリティストラテジスト、Nathan Wenzler氏は、トライアル版のソフトウエアを入手して実力を試すことを勧める。「試用がうまくいかない時には、遠慮なくサポートを依頼するとよい」。製品が自社にうまくフィットするかどうかに加えて、ベンダーの反応のよさも判断できるからだ。

 一般には、スタートアップや小規模な企業の方が、顧客の問題への対応は早い。「キーパーソンや開発リーダーなど、製品に直接的に関与し、自らの手で問題にすぐ対処できる人に接触できる可能性が高い」とWenzler氏は言う。

 その裏返しとして、スタートアップには、大幅な変更を加えたり、大規模な要求に応えたりするだけのリソースがない場合があるとWenzler氏は指摘し、「完了を待つ間は我慢比べになるかもしれない」と話す。

 米ForeScout TechnologiesのJulie Cullivan最高情報責任者(CIO)は、スタートアップの職務遂行能力を評価する時には自らの人脈を活用するという。「自分のネットワークを絶えず生かして、そのスタートアップを利用している人や検討中の人を見つける。これで、当事者たちの観点や経験から、強みについて聞くことができる。最大の問題は、その製品がまだ登場していない場合だ」

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