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マネジメント

サプライチェーンマネジメントの参照モデル「SCOR」とは(後)

2018/11/01

Sarah K. White CIO

SCORのプラクティス

 SCORのプラクティスは次の4種類に分かれる。

  • 新興(Emerging):新しいテクノロジーや知識、斬新なプロセス編成方法などを取り入れるプラクティス。

  • ベスト(Best):信頼できる結果を一貫して生み出し、サプライチェーンのパフォーマンスを確実に高められる現代的なプラクティス。

  • 標準(Standard):さまざまな業種の複数の企業が長期にわたって利用し、相応の結果を残してきた典型的なプラクティス。

  • 衰退(Declining):これまでは長期にわたって利用されてきたが、現在では時代遅れで、サプライチェーンのパフォーマンスの妨げとなる旧式のプラクティス。

 サプライチェーンのパフォーマンスを測定すると、効率の悪い部分や欠落している部分が見えてくる。優れたプロセスは、現代的で、構造化され、実証済みで、再現可能でなくてはならない。先鋭的でも旧式でもなく、明確な目標、視野、手順があり、複数の環境で繰り返し成果を出してきた実績のあるプロセスが求められる。

SCORの研修

 APICS自身が実施する講座として、「SCOR Professional Training」がある。3日間のコースで、標準化されたサプライチェーンの定義、SCORを活用したサプライチェーンの向上、費用対効果に優れたサプライチェーンの構築、サプライチェーンのパフォーマンス評価などについて学ぶ。コース修了後に試験を受けて合格すると、認定資格「SCOR-P」を取得できる。

 講座は各地で開催されており、APICSのサイトで検索できる。料金は開催場所によって異なる。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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