TOPマネジメント > CIOが就任直後に気をつけるべき10カ条(後)

マネジメント

CIOが就任直後に気をつけるべき10カ条(後)

2017/11/01

Clint Boulton CIO

8:早期の支持を勝ち取る

 新しい無線ネットワークの構築というのは素晴らしいことだが、そこから得られる信用には限りがある。失敗したITシステムや頓挫したプロジェクトのうち、ビジネス部門のステークホルダーの目に留まりやすいものに取り組むことで、変化を生み出せる。あるいは、延期になっていたアーキテクチャに関する決定や、会社にのしかかっている多額の支出に対処することでもよい。「危険を避けながら、基本的な部分を効果的かつ効率的に動かし、適切な人員を適切な場所に配置する」(Kark氏)

9:IT部門の需要と供給に優先順位を付ける

 こうした初期段階の取り組みを踏まえて、ITプロジェクトの積み残しを査定し、次の一歩の優先順位を付け、人材調達のニーズを割り出す。ソリューションの提供は、オンプレミスとクラウドサービスのどちらの方がよいかを考える。ビジネスパートナーと協力して、プロジェクトの実現とビジネスニーズの足並みをそろえるためのガバナンスのプロセスを確立する。Kark氏が話したことがあるCIOは、就任から2週間で、1300件のITプロジェクトが進行中であることを知った。その多くは遅延や予算超過で、Kark氏の言葉を借りれば「IT部門の壊滅的失敗を招く」状態だった。

↑ページ先頭へ