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AIのスキルギャップ、中国は解決策を見出すか(後)

2018/11/08

Tom Macaulay Computerworld UK

 中国はAI超大国へと急速にのし上がった。だが、その成長を築き上げている企業各社も、各国のライバル企業と同じように、人材探しには苦労している。

前回から続く)

教育

Credit:Getty Images

 Huaweiでは、社員のうちで修士号と博士号の取得者の割合は10%増えた。だが、中国の有力な新興AI企業、Yitu Technologyの経験では、社員の価値と学位は必ずしもイコールではない。

 Yitu TechnologyのLu Hao最高イノベーション責任者は言う。「当社の研究者の9割は、学士号を取得した新卒者だ」

 「博士号取得者は採用しないことにした。そう決めたからではなく、面接が悲惨だったために結果的にそうなった。そこに、今の教育制度の現実が垣間見えるように思う。モデルのトレーニングだけなら、そこまで難しくはない。各種のツールがそろっていれば、モデルのトレーニングは超ハードサイエンスというわけではなく、学部生でもできる」と、同氏は説明する。

 「欠けていたのは、データへの注意、データを真に理解して分析する方法、そして、こうしたことの多くに直観を使うことだ。何人もの博士号取得者を面接した時に、そうした点などが実に欠落していた」

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