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ウエアラブルデバイスの「キラーアプリ」は仮想アシスタント、そのワケは(後)

2017/12/14

Mike Elgan Computerworld

 米ミシガン大学の研究チームは、専用のウエアラブルデバイスを使うことで音声認証の脆弱性を排除できる「VAuth」という技術を開発したことを最近発表した。発話の音声そのものと、その時の身体の振動との組み合わせを、その人固有の「シグネチャ」として扱い、本人認証に使うという技術だ。

 声で身元を確実に認証できるとなれば、仮想アシスタントに話しかけて普通にやりとりする行為が、鍵、カードキー、署名など、さまざまな形態の身元確認や物理アクセス管理の代わりとなる。

 こうして、必然的な結論に至る。すなわち、スマートスピーカーが人気を得ていること、文字より音声の利用が増えていること、仮想アシスタントがレベルアップしていること、AIを搭載したウエアラブルデバイスが拡大していること、音声を使った確実な本人確認の可能性が示されたことから考えると、仮想アシスタントがウエアラブルデバイスの「キラーアプリ」であり、ウエアラブルデバイスが仮想アシスタントにとっての「キラーアプリ」だという未来像に、すべての流れが帰結する。

 基本的なシナリオはこうだ。各ユーザーは、最もお気に入りの仮想アシスタントを選ぶ。自宅や職場(あるいは車の中)ではスマートスピーカーを使う。

 外出時には、イヤホンやスマートグラスなど、様々なAI搭載のウエアラブルデバイスを使う。いずれも同じ仮想アシスタントに対応している。

 スタートレックは正しかった。今後我々は、コンピューターに話しかけるようになる。いつでも、どこでもだ。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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