TOPNetwork > 2019年のSDDCネットワークで注目すべき10項目(後)

Network

2019年のSDDCネットワークで注目すべき10項目(後)

2019/01/17

Mike Elgan Computerworld

SD-WANからSDDCネットワークへの枠組み

 SD-WANベンダーの多くは、高水準のユーザーエクスペリエンスを実現するために、パブリッククラウドのアプリケーション高速化の機能を強化しつつある。また、プライベートクラウドネットワークやセキュリティ機能との結び付きの度合いも高めている。2019年は、こうしたSD-WANからSDDCネットワークへの統合が拡大し、管理やオーケストレーションの改良、パフォーマンス監視の向上、セキュリティ機能の強化が進むだろう。

仮想ADC

 ADCは、ファイアウォールとアプリケーションサーバーの間に設置して、インバウンドトラフィックとアウトバウンドトラフィックの多くを識別、分散、分析するアプライアンスだ。最近では、ソフトウエアネットワーキングや仮想化を利用して、ADCの機能の分散が可能となり、サービスとしての提供や柔軟なライセンスなど、マイクロサービスベースの機能の利用が増えている。2019年は、仮想ADCがデータセンター全体に分散され、コンテナ間通信、セキュリティ強化、アプリケーションごとや顧客ごとのサービス品質の提供が可能になるだろう。

ストレージの統合

 コンピューティングのキャパシティの増加と、ビッグデータ、動画、IoTなどの新たなアプリケーションへのニーズの高まりから、ストレージキャパシティは大幅な増加が続いている。価格が下がったフラッシュは、新たなストレージキャパシティの筆頭になった。SDDCネットワークのベンダーはこれまで、ネットワークのデータ面に比重を置き、ストレージの処理能力は軽視しがちだった。

 2019年は、SDDCネットワークのベンダーが新たな機能を開発し、ストレージキャパシティの迅速なプロビジョニングやスケーラブルなパフォーマンスが実現され、あらゆる種類のストレージをあらゆる種類のコンピューティングやアプリケーションでサポートできるようになるだろう。低レイテンシーが求められるストレージトラフィック用の仮想経路をSDDCネットワークがサポートすることにより、IT部門は、データとストレージのトラフィックを1つのイーサネットネットワークに集約する動きをいっそう進める。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

↑ページ先頭へ