マイナンバーカードの取得とマイキーIDの設定が前提

 マイナポイントの利用の流れは次の通りです(図1)。

図1●マイナポイントの利用の流れ
出所:総務省「マイナポイントによる消費活性化策について」(2019年12月24日)(https://www.soumu.go.jp/main_content/000661545.pdf)
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(1)マイナンバーカードを取得し、マイキーIDを設定
 マイナポイントの利用に先立ち、利用者はマイナンバーカードを取得し、さらに「マイキープラットフォーム」の「マイキーID」を設定する必要があります。マイナポイントを利用するためにマイキーIDの発行・設定の操作をすることを「マイナポイントの予約」とも呼びます。

 マイキープラットフォームとは、マイナンバーカードのマイキー部分(ICチップ内部の電子証明書およびICチップの空き領域)を活用して、マイナンバーカードを公共施設の利用者カードや商店街のポイントカードとしても利用できるようにするための共通情報基盤です(参考記事:キーワード解説「マイキープラットフォーム」)。すでに地域振興のための「自治体ポイント」の基盤として利用されています。

 マイナンバーカードには、本人を特定する番号として12桁のマイナンバーを記載してありますが、マイナンバーの利用目的は法律で社会保障・税・災害対策に限定されています。このため、マイナポイントの仕組みには利用できません。代わりに、英数字8桁のマイキーIDを用います(図2)。

図2●マイナポイントの利用前に必要な手続き
出所:総務省「マイナポイントによる消費活性化策について」(2019年12月24日)(https://www.soumu.go.jp/main_content/000661545.pdf)
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 マイキープラットフォームの当初設計では、マイキーIDとしては14桁の文字列を想定しており、またシステムの自動設定以外に利用者による任意の指定も可能にしていました。ただし必要な操作を簡素化するため現時点では、8桁の英数字列をシステムにより自動設定する仕組みになっています。

 マイキーIDは、マイナンバーカードのICチップに格納された利用者証明用電子証明書の発行番号に対応付けられています。マイキーIDを利用する際には、PCに接続したICカードリーダーライター、またはマイナンバーカードを読み取れるスマートフォンが必要です。

PCを利用する場合
 PCを利用する場合は、マイキープラットフォームのサイトから設定を行います。PCにICカードリーダーライターを接続し、マイキープラットフォームのサイトから「マイキーID作成・登録準備ソフト」をダウンロードした上で、サイトの説明に沿って操作を行うと、マイキーIDの設定が完了します。

スマートフォンを利用する場合
 マイナンバーカードに対応したスマートフォンを用意し、App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)から「マイナポイント」アプリをダウンロードしてインストールします。Android端末の場合は、加えて「JPKI利用者ソフト」というアプリのインストールも必要です(今後、マイナポイントアプリとの一体化を予定)。マイキーIDの設定は、マイナポイントアプリ上で行います。