旅行・観光産業 本当の成長はこれからやってくる

ツーリズムの未来 2022-2031

あらゆる業界に新たなビジネスチャンス

ツーリズムの未来 2022-2031

ウィズコロナ・ポストコロナ時代の
メガトレンドを分析し、
産業の未来像と新たに生まれる
ビジネスチャンスを描く。

コロナ禍によって壊滅的な打撃を受けた旅行・観光業界。しかし、人々の価値観の変化、経済・生活のデジタル化、グローバル化などを背景として、今後10年で旅行・観光産業は大きく変化し、成長が加速するでしょう。

本レポートは、世界と日本のツーリズム市場の現状を分析、COVID-19が市場にもたらしたものを明らかにします。そして、旅行中だけでなく「タビマエ」「タビアト」まで含めた「旅行概念の多様化」、XR(拡張現実)、IoTといった「デジタル技術の取り込み」、MaaSやパーソナルモビリティといった「移動手段の多様化」など、ポストコロナ時代の新たな潮流と産業の未来像を描き出します。
さらに、未来のツーリズムを支えるテクノロジーを分析し、IT、輸送、自動車、医療、農林水産、スポーツなど様々な周辺産業で新たに生まれるビジネスチャンスを提示します。

これからの10年で、旅行・観光産業
大きく変化し、市場の成長が加速する

COVID-19により加速する
ツーリズムの3つのパラダイムシフト

ツーリズムの概念の変化

Beforeコロナ

  • 域外の需要を取り込み、域内消費につなげることがメイン
  • 観光地への移動が前提

With/Postコロナ

  • 域外にいるツーリストまたは潜在ツーリストに対して観光コンテンツを販売、
    消費につなげることも新たなツーリズムの概念に追加
  • デジタルによる疑似ツーリズムの増加

ツーリストがツーリズムに求める
価値基準の変化

Beforeコロナ

  • 安さ、利便性を重視して観光を選択する傾向が強い

With/Postコロナ

  • 対価を支払ってでも、衛生面を含めた観光地の安心・安全な環境を重視する傾向へシフト

ツーリストと観光地の
パワーバランスの変化

Beforeコロナ

  • 観光地は、域外からのツーリスト誘致を優先する。相対的に弱い立場にあり、
    規制しづらい(ツーリストが強い)

With/Postコロナ

  • 観光地におけるコロナ感染防止の観点から、感染予防に関するルールを守らないツーリストを拒否することも想定(同等、もしくは観光地のほうが強い立場)

※本書「図1-1-1 COVID-19により加速するツーリズムの三つのパラダイムシフト」を基に作成

2031年のツーリズム

ツーリスト

これまでのツーリズム・・・これからのツーリズム
ツーリズムの捉え方

仕事の場所=オフィスと、ツーリズムの場所=観光地は峻別(しゅんべつ)され、かつ異なる時期に行うのが一般

ツーリズムの対象

誰もが価値を見いだせる風物やアトラクションなどがもっぱら観光の対象となり、マイナーな観光資源には人が集まらない

ツーリズムの捉え方

自宅以外に長期滞在しながら、仕事も観光もするライフスタイルが普及

ツーリズムの対象

自分の嗜好に応じてコンテンツの在り方が多様化
ニッチなもの、負の性格を持つものも観光対象として発見

ツーリズム関連事業者

これまでのツーリズム・・・これからのツーリズム
ツーリストとの関係

ツーリストへの一度きり・一方的なサービス提供が主
顧客接点が乏しく、データ活用も不十分

事業者との関係

自社の収益を最大化することが追求され、他事業者との連携意識が希薄

ツーリストとの関係

ツーリストが労働力やノウハウを提供するなど、双方向の関係が創出
顧客接点の充実とデータ活用によって関係が深化

事業者との関係

単独では多様化・個別化するツーリストのニーズに対応できなくなるため、地域内/事業者間での連携が進展

観光地

これまでのツーリズム・・・これからのツーリズム
ツーリスト/事業者との関係

地域内でのツーリストや事業者の関係・交流は限定的
インフラ整備(観光開発)/地域マーケティングに注力

重視する価値

ツーリストを集めるため、その便益を最優先
オーバーツーリズムによる地域環境や文化への悪影響が顕在化

ツーリスト/事業者との関係

地域内に形成されるツーリストや事業者の双方向関係を重視
コミュニティの新陳代謝を主導・促進する役割に注力

重視する価値

地域住民の社会/環境価値と、ツーリストの便益を両立
サステナビリティを重視しない地域の価値が低下

※本書「図1-1-1 COVID-19により加速するツーリズムの三つのパラダイムシフト」を基に作成

様々な産業・業界に
新たなビジネスチャンスが生まれる!

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ツーリズムの未来
2022-2031

特別編集版

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『ツーリズムの未来2022-2031』
つの読みどころ

「現在⇒数年後の未来⇒10年後の未来」と時系列であらゆるトレンドを分析し、
産業の未来像と新たに生まれるビジネスチャンスを描きます。

1現在

ツーリズムを取り巻く環境

パンデミック直前までのツーリズムの状況を世界と日本に分けて整理する。19世紀半ばに誕生した大衆観光(マスツーリズム)は、二度の大戦を挟みつつ、質・量の両面で発展してきた。21世紀に入ると、新興国の生活水準の向上などに後押しされてツーリズムは巨大な産業へと成長し、雇用の受け皿としての役割も大きくなっている。日本でもツーリズム、特にインバウンド旅行は外貨獲得と地方創生の重要な方策として認識され、政府は熱心に訪日ツーリストの誘致に取り組んでいる。

[図2-1-2-1]世界の海外旅行者数推移(出発ベース)

図画像

(出所:国連世界観光機関(UNWTO)、国際連合の資料を基に筆者作成)

2現在

COVID-19がツーリズム市場にもたらしたもの

2020年に世界にまん延したCOVID-19の感染状況やツーリズムへの影響を考える。パンデミックへの対策として多くの国では移動・経済活動に厳格な制限が課される状況になったことで、世界・日本ともツーリズム市場は「蒸発」とも呼ぶべき大打撃を被った。日本人の国内旅行・外国人訪日旅行を合計したツーリズム消費は、2019年の26.8兆円から2020年は10.7兆円へと、15兆円以上減少した。COVID-19が引き起こしたツーリズムへの影響を様々な角度から整理する。

[図3-2-2-1]国内ツーリズム消費額(2019-2020年)

図画像

(出所:観光庁、「旅行・観光消費動向調査」「訪日外国人消費動向調査」を基に 筆者作成)

3数年後の未来

ウィズコロナ・ポストコロナのツーリズム

COVID-19による大打撃から回復フェーズに入るツーリズムに起こると予測される変化を分析する。ツーリズムの回復には今後数年を要すると見られており、かつそのありようもパンデミック前とは異なっていくだろう。具体的には、ツーリズムの概念そのものの変化、人がツーリズムに求める価値の変化、ツーリストと観光地とのパワーバランスの変化という、三つのパラダイムシフトが起こる。

[図4-1-2]COVID-19により加速するツーリズムの三つのパラダイムシフト

図画像

(出所:筆者作成)

4数年後の未来

ツーリズムの未来を規定する三つのマクロトレンド

ツーリズムのメガトレンドを論じる前提として、これからの世界全体に変容をもたらす根本要因=マクロトレンドについて整理し、世界レベルで社会や経済に影響するトレンド変化を概観する。具体的には、「人口構成の変化」、「経済や生活のデジタル化」、「モノ・資本・情報が国家の境界を超えて流通するグローバル化」という三つの巨大な変化を切り口に、人々の生活や産業・経済の在り方に対する影響を読み解く。

[図5-1-1]世界のメガトレンド

図画像

(出所:筆者作成)

5数年後の未来

ツーリズムの未来を支えるテクノロジー

ツーリズムの未来を規定する要素として、テクノロジーに注目する。具体的には、10種類の先端技術〔①自動運転/ドローン(地上型モビリティ)、②自動運転/ドローン(空中型モビリティ)、③XR/テレイグジスタンス、④人間拡張、⑤センシング/IoT、⑥ブロックチェーン、⑦生体認証、⑧AIによる言語・音声処理、⑨データ処理/ 量子コンピューター、⑩ 5G・6G〕について取り上げる。各テクノロジーについて研究機関や企業における要素技術の開発見通し、社会実装の最新事例を整理する。

[図6-1-1-2]ツーリズムの未来を支えるテクノロジーのロードマップ

図画像

(出所:筆者作成)

610年後の未来

2031年に向けたツーリズムのメガトレンド

10年先のツーリズムの在り⽅について、現状から⾒通せるアウトラインを描く。具体的には、「ツーリストが変わる:余暇と仕事が融合」、「事業者が変わる:ツーリスト・地域と連携するビジネスモデルへのシフト」、「観光地が変わる:コミュニティの連携と⾰新をオーガナイズ」と、ツーリズムにおける重要プレーヤーの役割変化を踏まえ、最後にそれらを総合して「ツーリズムが変わる:あらゆる社会・経済活動の礎に」として、ツーリズムの価値観がどのように変わっていくのか、これまでのツーリズムの在り⽅と⽐較しながら分析する。

[図7-2-1-1]ツーリズム関連事業者とツーリストの関係変化

図画像

(出所:筆者作成)

710年後の未来

産業×ツーリズムの未来

10年先のツーリズムのメガトレンドがどのように具現化するのか、周辺産業との関わりに焦点を当てて取り上げる。ツーリズムに関係する産業は、ツーリストにサービスを提供する宿泊業や飲食業に限らない。例えば農業(アグリツーリズム)、医療産業(メディカルツーリズム)など、ツーリスト向けのコンテンツを企画・提供するに当たり重要な役割を果たす産業も含まれる。ICT(情報通信技術)産業や教育産業など、直接ツーリストに対面することはないが、ツーリズム関連事業者に対する各種のサービスを通じて、間接的にツーリズムに関与する産業も多い。

[図8-1-1-1]本章で対象とするツーリズム周辺産業

図画像

(出所:筆者作成)

目次

1章エグゼクティブサマリー

1-1ツーリズムの未来を左右する原動力

  • 1-1-1COVID-19による劇的な環境変化
  • 1-1-2長期トレンドを生み出すマクロな社会変化とテクノロジー

1-22031年のツーリズム

  • 1-2-1総論
  • 1-2-2ツーリストの変化
  • 1-2-3ツーリスト関連事業者の変化
  • 1-2-4観光地の変化

1-3本書の構成

  • 1-3-1概要
  • 1-3-2ツーリズムを取り巻く環境
  • 1-3-3COVID-19がツーリズムにもたらしたもの
  • 1-3-4ウィズコロナ・ポストコロナのツーリズム
  • 1-3-5ツーリズムの未来を規定する三つのマクロトレンド
  • 1-3-6ツーリズムの未来を支えるテクノロジー
  • 1-3-72031年に向けたツーリズムのメガトレンド
  • 1-3-8産業×ツーリズムの未来

2章ツーリズムを取り巻く環境

2-1世界のツーリズム市場の沿革と現状

  • 2-1-1近代以降のツーリズムの沿革
  • 2-1-2海外旅行者の順調な増加
  • 2-1-3アジアが海外旅行者数の成長をけん引し、主要な出発地に
  • 2-1-4観光旅行が巨額の消費を誘発
  • 2-1-5経済に大きく寄与するツーリズム関連産業
  • 2-1-6世界のツーリズムにおける主要トレンド

2-2日本のツーリズム市場の概況

  • 2-2-1戦後日本におけるツーリズムの沿革
  • 2-2-2停滞する日本人のツーリズム市場
  • 2-2-3インバウンド誘致に傾注する観光行政
  • 2-2-4アジアを中心としたインバウンド旅行者が大幅に増加

2-3日本におけるツーリズムの経済効果

  • 2-3-1ツーリズムGDPの成長余地は大きい
  • 2-3-2堅調に推移する国内旅行消費
  • 2-3-3インバウンド消費の急増は中国人がけん引
  • 2-3-4インバウンド旅行者の増加で旅行収支黒字化を達成
  • 2-3-5消費の季節平準化に寄与するインバウンド旅行者
  • 2-3-6インバウンドの地方への消費波及は途上

3章COVID-19がツーリズム市場にもたらしたもの

3-1世界のCOVID-19感染状況

  • 3-1-1出口の見えないグローバルパンデミック
  • 3-1-2世界規模の移動制限
  • 3-1-3ツーリズムへの大打撃

3-2日本のCOVID-19感染状況

  • 3-2-1緊急事態という「新常態」
  • 3-2-215兆円超規模のツーリズム市場が「蒸発」
  • 3-2-3苦境に立たされるツーリズム関連事業者

4章ウィズコロナ・ポストコロナのツーリズム

4-1総論

  • 4-1-1国際ツーリズムの回復には数年を要する
  • 4-1-2COVID-19により加速するツーリズムの三つのパラダイムシフト
  • 4-1-3ツーリズムにおける格差が顕在化するリスク

4-2各論

  • 4-2-1ウィズコロナ・ポストコロナのツーリズムを描き出すトピック
  • 4-2-2マイクロツーリズム:ツーリズム関連事業者が近隣住民向けのサービスを展開
  • 4-2-3タッチレス①:感染リスクを避けるための非接触化が進展
  • 4-2-4タッチレス②:タッチレスからフリクションレスへ
  • 4-2-5ソロキャンプ(アウトドアアクティビティ):「密」を避けるアクティビティが人気に
  • 4-2-6ワーケーション①:移動の制限に伴うリモートワーク需要の急伸
  • 4-2-7ワーケーション②:「旅をしながら暮らす」ライフスタイルの実現
  • 4-2-8バーチャルツアー①:旅行制限下におけるツーリズムのバーチャル化
  • 4-2-9バーチャルツアー②:タビナカ以外の顧客接点を拡充する手段として活用

5章ツーリズムの未来を規定する三つのマクロトレンド

5-1総論

  • 5-1-1世界を動かすマクロトレンド

5-2人口の変化

  • 5-2-1Z世代の台頭による価値観の変容
  • 5-2-2先進国を中心としたシニア市場の拡大

5-3経済・生活のデジタル化

  • 5-3-1デジタル化が変えるビジネスと働き方
  • 5-3-2新たな価値を創出するデータ利用枠組みの模索

5-4グローバル化の進展

  • 5-4-1グローバリゼーションの深化
  • 5-4-2グローバリゼーションがもたらすリスク波及

6章ツーリズムの未来を支えるテクノロジー

6-1総論

  • 6-1-1ツーリズムを支えるテクノロジーのロードマップ

6-2個別技術①:自動運転/ドローン(地上型モビリティ)

  • 6-2-1自動運転車が社会に普及し始める
  • 6-2-2ツーリズムへの応用:自動運転による旅客・貨物輸送の拡大
  • 6-2-3ツーリズムへの応用:自動運転車による「移動式ホテル」

6-3個別技術②:自動運転/ドローン(空中型モビリティ)

  • 6-3-1空飛ぶクルマや配送ドローンが実用化
  • 6-3-2ツーリズムへの応用:「空飛ぶタクシー」による移動の革新
  • 6-3-3ツーリズムへの応用:観光地での物資輸送やツーリストの支援にドローンを活用

6-4個別技術③:XR/テレイグジスタンス

  • 6-4-1よりリアルな没入感の実現
  • 6-4-2ツーリズムへの応用:サイバー・フィジカル空間の融合コンテンツの拡充・ユニバーサルツーリズムへの寄与
  • 6-4-3ツーリズムへの応用:一期一会でないツーリストとの関係強化へ

6-5個別技術④:人間拡張

  • 6-5-1拡張のベクトル変化/深化
  • 6-5-2ツーリズムへの応用:ツーリストの移動障壁を軽減
  • 6-5-3ツーリズムへの応用:ツーリズム関連事業者の働き方改革(省力化)

6-6個別技術⑤:センシング/IoT

  • 6-6-1あらゆるものが測定対象になり、loTが広く普及
  • 6-6-2ツーリズムへの応用:施設の効率的管理による快適な空間の実現
  • 6-6-3ツーリストの心理に寄り添った「個客」向けサービス
  • 6-6-4ツーリズムへの応用:地域レベルの動線把握による高度な需要管理
  • 6-6-5ツーリズムへの応用:環境センシングによる観光地の持続可能性への寄与
  • 6-6-6ツーリズムへの応用:予防的観光防災の実現

6-7個別技術⑥:ブロックチェーン

  • 6-7-1暗号資産から社会基盤へ
  • 6-7-2ツーリズムへの応用:安価かつ堅牢な決済・取引手段
  • 6-7-3ツーリズムへの応用:スマートコントラクトによる異業種間連携

6-8個別技術⑦:生体認証

  • 6-8-1顔認証を中心に技術が発展
  • 6-8-2ツーリズムへの応用:地域レベルでのツーリストの手続きの高速化・効率化

6-9個別技術⑧:AIによる言語・音声処理

  • 6-9-1人と遜色ない対話能力の実現
  • 6-9-2ツーリズムへの応用:多言語翻訳による顧客満足度向上
  • 6-9-3ツーリズムへの応用:会話型サービスによるパーソナライゼーション

6-10個別技術⑨:データ処理/量子コンピュータ

  • 6-10-1流通量の増大するデータを処理する革新技術が発展
  • 6-10-2ツーリズムへの応用:マーケティングにおけるデータ活用
  • 6-10-3衛星など革新的なデータの活用
  • 6-10-4量子コンピューターを用いたツアープランニングやシミュレーション

6-11個別技術⑩:5G/6G

  • 6-11-1各国で5Gが本格導入。次世代技術も見据えて開発が進む
  • 6-11-2ツーリズムへの応用:高精度・没入的な動画によるコンテンツ作成や需要管理

7章2031年に向けたツーリズムのメガトレンド

7-1ツーリストが変わる:余暇と仕事が融合

  • 7-1-1ツーリズムの日常化:旅をしながら働き暮らす
  • 7-1-2日常のツーリズム化:あらゆるものが観光資源化する

7-2事業者が変わる:ツーリスト・地域と連携するビジネスモデルへのシフト

  • 7-2-1事業者とツーリストの関係が重層化
  • 7-2-2個別最適から全体最適へと変化する事業者間の関係

7-3観光地が変わる:コミュニティの連携と革新をオーガナイズ

  • 7-3-1ステークホルダーの有機的な連携を促し、地域の新陳代謝を増進
  • 7-3-2持続可能な観光地に向けた取り組みが不可欠に

7-4ツーリズムが変わる:あらゆる社会・経済活動の礎に

  • 7-4-1総論
  • 7-4-2巨大なデータベースとしてのツーリズム
  • 7-4-3「異」の理解によって多文化共生社会の基礎となるツーリズム

8章産業×ツーリズムの未来

8-1総論

  • 8-1-1産業×ツーリズムの未来:概要

8-2一次産業×ツーリズム

  • 8-2-1一次産業×ツーリズムを取り巻く環境
  • 8-2-2ツーリストと地域が相互に貢献し、生態系の再生を志向する
  • 8-2-3農業×ツーリズムの未来
  • 8-2-4水産業×ツーリズムの未来
  • 8-2-5林業×ツーリズムの未来

8-3製造業×ツーリズム

  • 8-3-1製造業×ツーリズムを取り巻く環境
  • 8-3-2産業や地域の持続可能性に貢献するツーリズム

8-4食産業×ツーリズム

  • 8-4-1食産業×ツーリズムを取り巻く環境
  • 8-4-2食を軸としたコンテンツの深化
  • 8-4-3先端テクノロジーによる食体験の革新

8-5医療・健康産業×ツーリズム

  • 8-5-1医療・健康産業×ツーリズムを取り巻く環境
  • 8-5-2ウェルネスツーリズムを軸とした地域連携
  • 8-5-3テクノロジーを通じたメディカルツーリズムのイノベーション

8-6スポーツ産業×ツーリズム

  • 8-6-1スポーツ産業×ツーリズムを取り巻く環境
  • 8-6-2環境を再生させるスポーツツーリズム
  • 8-6-3異文化理解や地域交流を深める契機としてのスポーツツーリズム
  • 8-6-4スポーツテックを活用したツーリズムの高付加価値化

8-7文化産業×ツーリズム

  • 8-7-1文化産業×ツーリズムを取り巻く環境
  • 8-7-2メディアの進歩と結びついた「聖地巡礼」の新展開
  • 8-7-3自らのアイデンティティを省察する契機としての文化体験

8-8輸送業×ツーリズム

  • 8-8-1輸送業×ツーリズムを取り巻く環境
  • 8-8-2超高速移動手段の登場
  • 8-8-3自動運転による輸送の省人化
  • 8-8-4MaaSによるツーリスト向けサービスの効率化・高度化
  • 8-8-5持続可能な交通手段のニーズが高まる

8-9自動車産業×ツーリズム

  • 8-9-1自動車産業×ツーリズムを取り巻く環境
  • 8-9-2自動運転車・EVなど、先端モビリティの開発
  • 8-9-3ツーリスト向けモビリティサービス
  • 8-9-4ツーリズムコンテンツとしての自動車産業

8-10金融業×ツーリズム

  • 8-10-1金融業×ツーリズムを取り巻く環境
  • 8-10-2地域の観光資産である宿泊業を支える金融
  • 8-10-3市民が支えるツーリズムのファンディング
  • 8-10-4ツーリズムの再生に向けたDMOの資金調達
  • 8-10-5電子地域通貨によるツーリスト消費拡大

8-11保険業×ツーリズム

  • 8-11-1保険×ツーリズムを取り巻く環境
  • 8-11-2パンデミックをカバーする保険の模索
  • 8-11-3サプライチェーンの損失に対する保険
  • 8-11-4パラメトリック型保険
  • 8-11-5IoT保険による設備保全
  • 8-11-6ノーショー対策保険

8-12ICT産業×ツーリズム

  • 8-12-1ICT産業×ツーリズムを取り巻く環境
  • 8-12-2ツーリズム関連事業者のデジタルトランスフォーメーション(DX)
  • 8-12-3データドリブンな観光地経営の支援
  • 8-12-4観光地へのICT人材派遣によるDX支援

8-13建設・不動産業×ツーリズム

  • 8-13-1建設・不動産×ツーリズムを取り巻く環境
  • 8-13-2非宿泊施設の宿泊施設へのコンバージョン
  • 8-13-3持続可能なツーリズム関連施設
  • 8-13-4IoTによる建物管理サービス

8-14教育・人材産業×ツーリズム

  • 8-14-1教育・人材産業×ツーリズムを取り巻く環境
  • 8-14-2高度ツーリズム経営人材の教育
  • 8-14-3地域におけるツーリズム人材教育
  • 8-14-4大学におけるツーリズム・リテラシー教育
  • 8-14-5専門人材の派遣・マッチング

8-15旅行業×ツーリズム

  • 8-15-1旅行業×ツーリズムを取り巻く環境
  • 8-15-2リアルとデジタルを融合したビジネスモデルの再定義

監修者・著者メッセージ

私たちは今、これまで経験したことのない環境に置かれている。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、世界的に移動が制限され、外出や経済活動の自粛が余儀なくされてきた。足元では感染状況の改善とともに、徐々に「日常」を取り戻しつつあるものの、完全に以前の状態に戻ることはないだろう。今後の生活は、パンデミックのリスクを前提とした「新しい日常」へと置き換わっていくと言われている。パンデミックによる移動制限で大きな打撃を受けたのが、ツーリズム産業である。移動を前提とするツーリズムは、一時「蒸発」とも表現されるほどに停滞した。しかし、こうした未曾有の危機に直面していても、ツーリズム産業の未来は決して悲観すべきものではないどころか、これまでなかったチャンスに満ちている。

本レポートでは、監修者・著者がツーリズム分野において蓄積してきた知見、100以上の国内外の企業や研究機関の先行事例、観光学における最新の研究トレンドなどを踏まえ、10年先までのツーリズムの未来を構想した。ツーリズムにおいては、デジタル化ニーズの高まりや、観光地に人が殺到するオーバーツーリズムなど持続可能性にまつわる危機といった形で、パンデミック前から事業環境が抜本的な変革に迫られていた。そこにパンデミックが発生したことで、ツーリズムのあり方そのものを含めて、今後大きなパラダイムシフトが起きていくだろう。

従来からツーリズムに携わってきた事業者では、ビジネスモデルの見直しが急速に迫られている。進化するデジタル技術を活用したツーリストとの接点の強化、個別企業レベルだけでなく、観光地レベルでの経営の高度化がこれまで以上に重要になってきている。また、多様化するツーリストのニーズに応えるためには、これまで以上に地域内のプレイヤー同士の連携、さらには産業横断的な連携が重要となる。ツーリズム産業は、世界のGDPの約10%を占めるほど巨大な産業であるにもかかわらず、日本では、その寄与度はまだ低い。本レポートで論じるように、ツーリズムは、あらゆる産業が参入可能なビジネス領域である。変質するツーリズムは、これまでツーリズムと関わりを持たなかった業界の企業に対しても、豊富なビジネスチャンスを提供する。

さらに、ツーリズムは本質的に「異」を理解することを参加者に促すため、多様なプレイヤーから成る社会における重要なメカニズムだ。パンデミックで深刻化する分断、偏見を始めとした社会問題を解決する上でも有意義であり、グローバル社会における企業経営においても重要な要素となりうる。ツーリズムは単なる「非日常」「余暇」にとどまらず、あらゆる領域でのキーコンセプトとして社会・経済活動の礎になっていき、ツーリズムの関係する領域は前例がないほど拡大する。こうしたパラダイムシフトを伴うツーリズムの未来に、地域や企業がどのように向き合っていくべきか。本レポートがそれを考える上での一助となれば幸いである。

平林 知高

平林 知高

EYストラテジー・アンド・コンサルティング
ストラテジックインパクト
Data Driven Re-Design Strategy Teamリーダー

政府系金融機関、大手コンサルティングファームを経て、現職。政府系金融機関において、営業現場経験から業務運営計画策定、営業戦略立案、新商品開発等幅広い業務に従事。官公庁への出向経験があり、中小企業白書を執筆。中小企業政策の他、地域活性化に向けた事業戦略、データ利活用に向けた事業戦略領域に強みを持つ。特に近年は、全国各地の自治体・観光関連事業者等との連携によるデータ利活用プラットフォームサービスを自らが主導して展開する等、エコシステム、プラットフォームビジネスにおける第一人者。

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    出典:テクノロジー・ロードマップ
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  • 出典:テスラ「モデル3/モデルS」徹底分解【全体編】

    出典:テスラ「モデル3/モデルS」
    徹底分解【全体編】

  • 出典:医療・健康ビジネスの未来2021-2030

    出典:医療・健康ビジネスの未来2021-2030

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    自動車・エネルギー編

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ツーリズムの未来
2022-2031

ツーリズムの未来 2022-2031
  • 監修・著者:平林知高(EYストラテジー・アンド・コンサルティング ストラテジックインパクト Data Driven Re-Design Strategy Teamリーダー)
  • 著者(代表):山田悠生(EYストラテジー・アンド・コンサルティング ストラテジックインパクト Data Driven Re-Design Strategy Teamシニアコンサルタント)
  • 2021年12月24日発行
  • レポート:A4判、272ページ
  • 書籍付属CD-ROM:本体に掲載された図表を収録
  • 価格:○書籍とオンラインサービスのセット:742,500円(10%税込)○書籍のみ:495,000円(10%税込)
  • 発⾏:⽇経BP
ツーリズムの未来 2022-2031