特集

<第4回>耐候性の設計にこだわる三菱電機

セルの線を4本にしたワケ

2014/02/10 00:00
金子 憲治=日経BPクリーンテック研究所
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 広島県庄原市にある出力約2MWの「庄原太陽光発電所」、長崎県香焼町で稼働する出力約2.6MWの「ソフトバンク長崎香焼ソーラーパーク」(図1)。この2つのメガソーラーには、共通点がある。それは、太陽光パネルに三菱電機製の単結晶シリコンタイプ、パワーコンディショナー(PCS)に東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用していることだ。

図1●長崎県香焼町の「ソフトバンク長崎香焼ソーラーパーク」
(出所:SBエナジー)
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 庄原市は中国山地の山間にあり、冬は氷点下の冷え込みが珍しくなく、寒暖の差が大きい。積雪も多く、過去には1m以上積もったこともある。また、香焼町は長崎半島に連なる入り江の町で、「ソフトバンク長崎香焼ソーラーパーク」も海沿いにある。庄原市では寒暖の差や積雪、香焼町では潮風による腐食など、太陽光発電設備は厳しい環境に置かれる。

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