探訪

「ツル植物」に悩まされた常陸太田のメガソーラー

杭打ちから基礎に架台設置手法を変更

2014/04/01 00:00
加藤 伸一=日経BPクリーンテック研究所
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 茨城県常陸太田市の工業用地に2013年4月から運転を始めた「サン・ファクトリー檜山 常陸太田太陽光発電所」は、日本コムシスが建設したメガソーラー(大規模太陽光発電所)である(図1)。道路を挟んだ2カ所の土地に、Aサイト、Bサイトとしてそれぞれ出力990kWの発電設備がある。発電事業者は、コムシスホールディングスグループで新規事業の創出を担うコムシスクリエイト(東京都品川区)が務める。

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図1●工業用地の二つの区画にメガソーラーを建設
(出所:上はコムシスクリエイト、下は日経BP)
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 日本コムシスは、前身の日本通信建設時代から、NTTグループ向けの電話通信回線の敷設や交換設備、無線中継基地局の建設など、通信インフラの整備を担ってきた。太陽光発電システムについては、2003年頃から請負施工に取り組んできた。

 発電事業者であるコムシスクリエイトは、コムシスグループで培ってきた技術やノウハウを生かし、新事業を創出する目的で、2012年5月に設立された。現在は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)に基づく、太陽光発電による売電事業が柱となっているが、エネルギー関連以外の事業も含め、さまざまな事業への参入を模索しているという。

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