探訪

鹿児島・枕崎、国内初の空港跡のメガソーラー

連系協議の結果、発電所を二つに“分割”

2014/04/08 00:00
加藤 伸一=日経BPクリーンテック研究所
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 鹿児島県枕崎市にある旧・枕崎空港の跡地に、合計出力約7MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設が進んでいる(図1)。オリックスと九電工の合弁によるSPC(特定目的会社)のKクリーンエナジー(鹿児島県枕崎市)が事業主体になる。

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図1●旧・枕崎空港の跡地に建設中の合計出力約7MWのメガソーラー
(出所:上の完成予想図はオリックス、中と下の建設中の写真は日経BP)
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 枕崎空港は、1991年に国内初の地域空港(コミューター空港)として開港し、離島へのチャーター便の運航や給油、遊覧飛行などに使われてきたが、2003年には旅客機などの運行がなくなっていた。

 同空港の管理や運営に関する累積損失が、約8億3500万円に積み上がっていた上、今後も空港として維持し続けた場合、滑走路や関連設備の管理に年間約8000万円が必要だった。こうしたコストが、市の財政に与える負担を考慮し、2013年3月に、空港を廃止して跡地をメガソーラー事業者に貸すことを決定した。

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