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米子市の42MWメガソーラーに隣接し、「自然環境館」開設

2013/10/20 23:42
金子 憲治=日経BPクリーンテック研究所
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10月20日に開かれた「とっとり自然環境館」の開所式(出所:日経BP)
10月20日に開かれた「とっとり自然環境館」の開所式(出所:日経BP)
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すべての太陽光パネルを設置し終えた「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」(出所:日経BP)
すべての太陽光パネルを設置し終えた「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」(出所:日経BP)
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 10月20日、鳥取県米子市に建設中のメガソーラー(大規模太陽光発電所)の隣接地に、「とっとり自然環境館」が開設した。同館は、2014年2月に稼働する42.9MWのメガソーラー「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」の発電設備のほか、鳥取県内の再生可能エネルギー設備の紹介、地域の環境NPO(非営利組織)の活動など紹介する。

 「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」は、ソフトバンクグループのSBエナジー(東京都港区)と三井物産の折半出資で設立した事業会社が運営する。最大出力は42.9MWに達し、稼働すれば、本州で最大級の規模になる。2013年9月に約17万8800枚ものシャープ製の太陽光パネルの設置を終えた。外観上、完成時とほぼ同じになり、見学者を受け入れる態勢が整ったことから、発電所の稼働に先駆けて「環境館」をオープンさせた。式典に来賓として参加した鳥取県の林昭男副知事は、「メガソーラーの付帯施設で地域周辺全体の環境活動を紹介したケースは全国でも初めて」と、感謝の意を占めした。

 同メガソーラーが面している中海は、NPO法人中海再生プロジェクトなどが環境保全活動に取り組むなど、周辺地域では市民による環境活動が盛んだ。また、鳥取県は2013年9月17日に経済産業省から「次世代エネルギーパーク」に認定された。次世代エネルギーパークとは、新エネルギーの市民への理解を深めつつ、街づくりにも生かすことを目指す自治体を支援する制度だ。県内には建設中のメガソーラーの他にも、すでに北栄町に稼働中の13.5MWの風力発電設備や、王子製紙・米子工場でのバイオマス発電など、複数の再生可能エネルギー発電設備がある。「とっとり自然環境館」では、メガソーラーとともに環境NPOの活動や、県内の新エネルギー設備を紹介し、次世代エネルギーパークの中核施設にもなる。

■変更履歴
公開当初にソフトバンク鳥取米子ソーラーパークの最大出力を「42.9W」としていましたが、「42.9MW」の誤りでした。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2013/10/22 14:10]
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