探訪

台風21号の被災から立ち直った京都・亀岡のメガソーラー

カバープランツの効果で除草作業は年1回

2019/08/20 05:00
金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ
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生協の先陣を切ってメガソーラー開発

 大阪府堺市に本部を置く大阪いずみ市民生活協同組合は、組合員約52万6000世帯(2018年3月末)、供給高917億円(2017年度実績)と、市民生協として全国有数の規模を持つ。活動エリアは、東大阪市から岬町までの大阪南部地域になる。

 東日本大震災後、福島第一原発の事故を受け、全国の生協は、太陽光発電の設置に乗り出している。なかでも、大阪いずみ市民生協は、その先陣を切ってきた。

 同生協は、東日本大震災以前から、屋根上での大規模な太陽光発電の導入などを検討していたが、事業性が合わず、小規模でシンボル的なものに留まっていた。

 そんななか、固定価格買取制度(FIT)の施行により、事業性を確保できると判断して案件開発に乗り出した。現在までに、大阪府和泉市の自社物流施設の屋根上に2カ所、京都府亀岡市と奈良県天理市に各1カ所の野立て型メガソーラー(大規模太陽光発電所)を稼働しており、合計の連系出力で10.75MWもの規模となっている(図1)。

図1●大阪府和泉市のテクノステージ物流センター太陽光発電所
(出所:大阪いずみ市民生活協同組合)
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