探訪

北陸最大のメガソーラー、「直流1500V」でコスト下げて効率アップ(page 3)

ファースト・ソーラーが開発とO&Mを担う

2019/10/01 05:00
金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ
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除雪車を敷地内に常備

 ただ、パネル最低部から地面までの設置高は1m程度なので、アレイ下に落ちた雪が山になってパネルとつながってしまう可能性もある。そうなると、雪が滑り落ちずに長時間パネルを覆ってしまい、発電ロスが増えるとともに、パネルを損傷させるリスクもある。

 そこで、ファースト・ソーラー・ジャパンでは、所内に除雪車を常備し、積雪後にはアレイ前の雪山を取り除くことにしている。建設中も含めると、パネル設置後、すでに2度の冬を越している。そうしたなか、予想以上に除雪が必要と分かり、除雪車の作業性を高めるため、所内のU字排水溝に蓋をするなどの改善工事を進めているという(図6)。

図6●除雪車を所内に常備した
(出所:日経BP)
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 また、パワーコンディショナー(PCS)と昇圧器を備える中間変電所(サブステーション)では、PCSを折板屋根の下に収納した。導入したTMEIC製の2.5MW機(SOLAR WARE /2500ER)については、本来、筐体は不要で屋外に設置できる仕様だが、積雪時の作業性や直射日光による温度上昇を緩和する効果なども考慮し、慎重を期して屋根を設けたという(図7)。

図7●TMEIC製の屋外型PCSを折板屋根の下に収納
(出所:ファースト・ソーラー・ジャパン)
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